厚切りジェイソン~FIREの民 33歳で引退するために
みなさんは厚切りジェイソンさんをご存じでしょうか。
「Why Japanese people?」でおなじみですね。
実は厚切りジェイソンさんは投資の界隈ではすごい人なのです。
厚切りジェイソンさんがどのようにしてFIREしたのかを学ぶことで、
自分がFIREするために必要なことを考えることができます。
今回は厚切りジェイソンについてまとめてみます。
読んでいただければさいわいです。
厚切りジェイソンさんはどんな人?
厚切りジェイソンさんの本名はジョンソン・デイビット・ダニエルソンといいます。
2021年5月現在で35歳です。
17歳の時にミシガン州立大学に飛び級で入学しています。
イリノイ大学・大学院も卒業しています。
2005年に日本にきて旭化成で英語対応の音声認識ソフトの開発・研究で1年間滞在しました。
この時に日本テレビ系の『エンタの神様』にハマりました。
この時から日本語の勉強のために多くのお笑い番組を見ることを始めたそうです。
アメリカに帰国しGEヘルスケアに転職しました。
この時「日本でお笑い芸人をやりたい」と言う思いが強くなったが、
芸人をするためではビザが下りないと悩んでいました。
その時住んでいたシカゴのIT関連企業Bigmachinesが
日本に進出して日本法人を設立する話を聞き、参加して2011年に渡日。
無事芸人となり、2016年からR-1で2年連続で決勝出場などの成果をあげています。
2012年にITベンチャー企業テラスカイに入社して、米国法人の立ち上げに携わり、同法人の副社長に就任しました。
2021年現在では、
- テラスカイ本体のグローバルアライアンス事業部長
- 株式会社テラスカイベンチャーズの取締役
- お笑い芸人
- エンジェル投資家
- シカゴでの家賃収入
というマルチに活動しています。
投資への姿勢
どんな価値観で厚切りジェイソンさんは投資をしているでしょうか。
- 収入の9割は投資する
- 自販機で飲み物を買わない。
- 服は買わない(もらいものor衣装)
- 外食しない
- 自分の価値観に合わないものは買わない。
- 1円でも安いものを探して遠いスーパーまで行く。
ストイックな生活をしています。
収入の90%を投資するというのは驚異的です。
私は25%ですが、それでも厳しいです。
貯蓄率90%のうえに、全てS&P500インデックスに投資しているFIREの鑑と言えます。
貯蓄率を上げるためには固定費削減が効率的です。
スマホ代を下げて貯蓄率をあげましょう
取締役や芸能活動、家賃収入を考えれば、
年間数千万円は稼いでいるでしょう。
そうなれば半分税金で持っていかれたとしても
一月当たり100万円~の手取りがあるでしょう。
そうなれば9割投資しても生活できるでしょう。
しかし数千万円稼げるほどの入金力がすごい話なのです。
FIREを達成するためには
日本でFIREを認知させるようになった本としてこの2冊があると思います。
これらの本の著者と厚切りジェイソンさんの特徴を考えてみましょう。
- 収入が半端ない
- 貯蓄率が半端ない
- 意志が半端ない
これらの特徴があります。
1.収入が半端ない
3人とも収入がめちゃくちゃ多いです。
年間数千万円程度の収入があります。
稼ぐ力があるからこそ、FIREへの道はぐっと近まります。
2.貯蓄率が半端ない
3人に共通しているのが収入の70~90%を投資に回していることです。
大きな収入があるうえで、その多くを投資に回しています。
これができるからこそ、早期退職ができているのです。
3.意志が半端ない
最初の2つを支えているのがぶれない意志です。
誰がなんと言おうとFIREをするという意志があります。
意志がなければ年間数千万円もらったとしたら使ってしまうものです。
そうなると貯蓄率90%なんて達成できません。
金銭的な面からだけでなく精神的な面からもFIREへのアプローチは重要です。
自分がFIREをするためには何が必要で何をしなければならないのか。
FIREを達成した人は目的・目標が明確で、目的に対して愚直に行動しています。
これらの特徴から言えることは
収入を増やし
増やしたお金を投資に回し
愚直に続ける
シンプルではありますが、これがFIREを達成するために必要なことです。
シンプルですが、これを続けていくことはとても難しいことです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
FIREは生き方のトレンドになっています。
FIREについて批判する人もいます。
しかしFIREが悪いことは決してありません。
批判されようともどう生きるかが目的であって、どう見られたいかが目標ではありません。
『働かないわけではなく、働かなくてもよい。』
そんな選択肢がある人生も素晴らしい人生だと思います。
みなさんも人生について考えてみましょう
読んでいただきありがとうございました。