資本主義の社会の真実~働けば働くほど損するr>gの法則とは!?~
はじめに
みなさんは資本主義の社会で生きているでしょうか。
私は現在日本に住んでいます。
しかし資本主義の社会というものを感じながら生活はしていません。
今資本主義国家でないのは中国や北朝鮮、ベトナム、ラオス、キューバくらいです。
中国は社会主義国家でありますが資本主義の経済を取り入れています。
どこの国でも資本主義が取り入れられているのです。
では資本主義の社会で生活するときに
考えるべきことを考えていきましょう。
資産を築くうえで知っておきたいこと
資産を築くうえで知っておきたいことがあります。
それはフランスの経済学者のトマス・ピケティが書いた
『21世紀の資本』という本にあります。
2014年に和訳され、5000円もするのにベストセラーとなった本です。
この本をベストセラーにしたキーワードは『r>g』です
トマス・ピケティが唱えた『r>g』とは
短い不等式ですが、これは資本主義の社会を表しています。
r:資本収益率
g:経済成長率
2つの文字はこのような意味を表しています。
トマス・ピケティがこの本で主張していることは
資本主義の富の不均衡は放置しておいても解決できずに格差は広がる。
格差の解消のために、なんらかの干渉を必要とする
ということです。
トマス・ピケティは18世紀まで遡ってデータを分析しました。
「r」の資本収益率が年に5%程度であるにもかかわらず、「g」は1~2%程度しかなかったのです。
そのため、「r>g」という不等式が成り立つと唱えました。
この不等式が意味することは
『資産や資本によってもたらされるお金は、労働によってもたらされるお金よりも成長が早い』
ということです。
資本を持つ者と持たざる者の間で格差がどんどん広がっていくのです。
資本を持つものはどんどん資本が増えていき、資本を持たないものは相対的にいつまでも裕福になれません。
そのためいつの時代でも貧富の差が拡大しているという話になるのです。
貧富の差をなくそうという話が時々でますが、
貧富の差は資本主義の社会である以上生まれてしまうものなのです。
r>gをどう利用していくか
ここまでのことを知ったうえで、
資産を築いていくためには何をしたらいいでしょうか。
それはもちろん資産をもつことです。
ここでいう資産とはただお金だけではありません。
時間も資産です。
健康も資産です。
知識も資産です。
お金を生み出す要素は全て資産になりえます。
このブログではいろんなことを資産と捉えて
資産形成をしています。
あなたが持ちうるあらゆるものを総動員して
資産を築くことが重要なのです。
まとめ
r>gという短い不等式から資本主義の社会を見ていきました。
この事実がある以上、労働者のままでは資産を築いていくことは大変です。
しかし、勉強すれば成功に大小あってもできます。
結局は何をやっても「やるか、やらないか」なのです。
やった人は成功に近づけますし、やらない人はいつまでも資産は築けません。
このブログでは読んだ人たちが資産形成を上手くやっていけるような記事を書いていきます。
これからもよろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございました。