国試勉強について②
これまでのお話:国試勉強について①
①では主に各社予備校について書きました。
今回は国家試験のメンタルについてまとめてみました。
メンタル①
まず現在の国家試験はマーク試験です。
5つの選択肢から1つ選べという問題の場合
何も考えず適当にマークしても確率的に20%で当たります。
過去問を解いていくにあたって正答率が20%を下回っているような
問題がありますが、とけなくてもいいのです。
実際に国家試験を受ける際にも
「こんなこと知るかよ」
みたいな問題は必ずあります。
たくさん勉強している状態だとしてもです。
しかし、そう感じているのは自分だけではないのです。
他の人も同様に
「こんなこと知るか」
と思いながら選んでいます。
上位5%以上にいるようなひとは簡単に解いてしまうかもしれません。
そんな問題を解けるようになることよりも
みんなが必ず正解するような問題を
正解していく方が重要です。
メンタル②
勉強しているときに、友達の質問に
「え、そんなこと覚えてるの?」
と不安になることがあるかと思います。
大丈夫です!
そんなこと知らなくても解けます。
私はテコムを選択していました。
私の大学はテコムは少数派でした。
他の予備校を選んでいる友達と普段は勉強していました。
自分のテキストでは言われても書かれてもないことを
問題として聞かれることがあります。
実際の国試の問題のハズレ選択肢に関する〇×問題でした。
その時に私が言うことは
「それ知らなきゃ解けないの?」
でした。
たまたまテコムをとっている同期Aと
一緒に勉強したとき、
同じような質問をされていました。
普段はAとは全く勉強していません。
しかし、Aは
「それ知ってなきゃだめ?」
全く私と同じことを言っていました。
国家試験に合格するだけなら
全部を知っている必要はありません。
確かに臨床の現場に出た際には
細かいと思われることも、
知っているほうがよい知識なのでしょう。
しかし覚えてなくても問題には正解できます。
国試の問題は
①「そんなこと知らんがな」
②「他の選択肢を消せないけどこれがベストな選択肢」
③「正解選択肢を選べた上に完全に他の選択肢も消すことができた」
など解答する際の自信の差があります。
しかしどれであっても結果は正解か不正解の2つしかありません。
③が一番かっこいいでしょう。
しかし②でも問題ありません。
さらに①でも勘で選んで正解なら点数はもらえます。
最初のステップとして②を目指すほうがよいでしょう
最初から③を目指すと膨大な量の知識に潰されます。
①も5つの選択肢のうち
2つ選択肢を消去法で減らし
3つまで絞った状態の勘なら
正答率は33%です
5つの状態の時の20%より確率は上がります。
国家試験はとても不安になります。
メンタルのコントロールが大事です。
国家試験やその勉強のときに
参考にしてみてください。