医師国家試験体験談
いつもは資産運用について書いていますが、
医学生にも早い時期に投資に触れてもらえる機会として
今回は国家試験の体験談を書いてみます。
結構メンタルに関することもあるため
投資のことでも人生でも役に立つことがあると思います。
医師国家試験の5日前などになると
みんなそわそわしてくるものです。
私は10日前からそわそわしていました。
模試で必修95%、一般臨床85%とっていてもです。
模試のスコアだけ見たら合格ラインにはあります。
実際の国家試験でも必修80%、一般臨床70%前後で合格できます。
模試で発揮した力を本番で出せれば合格できます。
それくらいの力があっても緊張します。
いつも一緒に勉強していた友人達がいますが、
その中では一番模試のスコアは自分がよかったです
そんな私が緊張しているのを見て
さらに緊張するものと、なんか落ち着いたというものがいました。
国家試験直前は誰でも緊張するものなのです。
厚生労働省は公言していませんが、
医師国家試験の下位10%が毎年落ちるようになっています。
みんなこの下位10%に入らないように必死になっています。
近年は各社予備校が拡充してきて
学生同士の差が埋まってきています。
その中でデッドラインに追われているのです。
国家試験には前々日には前入りしました。
私はIBS(過敏性腸症候群)なので緊張で腹を下していました。
前々日、前日と1日4回も下痢をしていました。
頭では緊張を感じていませんでしたが、
体はストレスを感じていたようです。
今思えば、何を食べても腹を下すので
カキでも生ものでも食べてもよかったと思いました笑
何回も下痢をするほど緊張していました。
けどその緊張は自分だけではないのです。
会場にいる人みんなが緊張しています。
そして私は自分の勉強量には負けない自信がありました。
「これだけ勉強していたら落ちるわけがない」
「私が落ちたらみんな落ちるに決まっている」
そう思うことで開き直ることができました。
模試でもよくわからなかったけど正解した問題があると思います。
わかったけど間違えた問題もあると思います。
それをならした結果合格ラインにあるとします。
国家試験でも同じようなことが起こります。
国家試験でも自信がないような問題は必ず出ます。
けどなんやかんやで正解しています。
わかったような問題でも間違えています。
私も確実に分かった問題のマークミスしていました。
見直しをしていてもあります。
そのため模試での力を発揮できれば
国家試験でも合格できるのです。
しかし落ちるとしたら当日の体調やメンタルを崩すことです。
- 体調を崩して頭が回らなかった
- 普段なら選ばないような選択肢を選ぶ
- 1日目終わって採点してボロボロで2日目に臨むことになった
1日目自己採点して必修が73%だったという人がいて
2日目のメンタルがボロボロだったという話を聞きました。
(2日目の必須は97%だったそうです)
などがあるでしょう。
最後に信じることができるのは自分だけです。
逆に自分がやってきたことを信じることができるなら、
必ずといっていいほど合格できると思います。
medu4の国試直前のhzmのメッセージを友人に見せてもらいました。
「5個のうち2つまで絞ることができたけど、これ以上絞れないときどうするか。
選ぶときに部分点って考えで行こう。
これは0.5点もらえたと思うようにしよう。
3つなら0.33点。
その合計点が合格点より上にあればいいんです。
0点か1点ってすると取れなかったときにメンタルどうしてもきてしまう。」
この考え方はとてもよいと思いました。
試験中にわからなくなり不安になっても割り切って次の問題に行くことができます。
医師国家試験を振り返ってみて
今ではいい思い出です。
大学のテストでもあったように
みんなと同じことを同じ時間勉強したらテストは受かる
国家試験も同じです。
これを読んだ医学生の合格を祈っています。