保険加入は必要?不要?~あなたに本当に必要な保険とは~

 はじめに

みなさんは保険に入っているでしょうか。

保険は家計の支出の中で大きな割合を占めます。

上手く保険と付き合うことで、無駄な出費を抑えることができます。

「保険屋さんが言うままに契約した。」

「よくわからないけど親が言うから入った」

こんな人はいないでしょうか。

みなさんも知識を身につけて、正しく保険と付き合いましょう。

 

 

 

 

保険とは

保険とはなんらかのための備えとして加入するものです。

色々な会社が色々なプランを提示しています。

一説によると、保険は大航海時代に生まれたと言われています。

まだ技術も発達しておらず、必ず帰ってくるとは言えない時代でした。

そのときに帰ってくるか帰ってこないかギャンブルがあったそうです。

そこから返ってこれないような場合に備えとして保険が生まれたという話です。

(諸説あり)

 

社会保険の仕組みとは~簡単に理解しよう~

 

 

 

保険の種類

たくさんありますが、ざっくりとまず見てみましょう。

  • 生命保険
  • 医療保険
  • 損害保険

たいていはこの3つに分類されます。

 

生命保険

みなさんもよく聞く生命保険です。

生命保険は対象の保険者が亡くなった時に支払われます。

生命保険も色々な種類がありますがここでは、割愛します。

 

医療保険

医療保険もよく耳にすると思います。

ケガ・病気のときの治療費が返ってくるといったものです。

 

損害保険

車の運転時に事故した場合の補償であったり、

家事・地震での建物の補償であったりのことを指します。

 

 

もう一つ分ける方法として保険の支払方法があります。

  • 掛け捨て型
  • 積み立て型

 

この保険の種類と支払い方法で大きく保険は決まっていきます。

「掛け捨て型の生命保険」

「積み立て型の医療保険」

というような形になります。

 

 

 

あなたに必要な保険とは

この中で必要な保険はなんでしょうか。

結論から言うとほとんど必要ありません。

 

まず前提として必要な保険とは

「事故が起こりにくいけど、起きたら大変なこと」

に備えて入っておくものです。

事故が 起こりやすい(確率大) 起こりにくい(確率小)
起きても大丈夫(損失小) 現金で備える 現金で備える
起きたらヤバイ(損失大) 近寄らない 保険で備える

 

 

これで必要になるものと言えば、自動車保険火災保険ぐらいです。

それがほとんどではない部分ということです。

つまり保険は基本的には必要ありません。

車を持っていなければ、自動車保険は必要ありません。

 

いらない保険の中で特に医療保険はどうでしょうか。

これはいりません。

いらないというとこのような意見がでてきます。

  • 病気になったらどうするの
  • 医療費足りなくなったらどうするの
  • 2人に1人がガンになるのにどうするの

このような意見があります。

しかしこのような意見もよく考えてみたら必要のないものと分かります。

保険屋さんに言われるがまま契約している人は洗脳されているのです。

なぜいらないと言えるのか一緒に考えていきましょう

 

まず考えてみてほしいのが、

医療費が足りなくなったらどうするの?とは言いますが、

それはどのくらい必要になるのかがわかりますか?

医療費がどのくらいかかるのか知っていますか?

これがわかっていないのに、保険に入っているのが洗脳されているということです。

 

 

テレビのCMで何百万かかったとか必要なんだというイメージや

有名人が出て体験談語って入らなきゃと思っているのだと思います。

では実際医療費はどのくらいかかるかご存じで医療保険は必要だとお考えでしょうか。

実際のところ毎月何百万円もかかることはありません。

それは高額療養費制度が使えるからです。

まず日本人は国民皆保険です。

人口の97%が健康保険に加入していて

国民健康保険または社会保険として健康保険に加入しています。

この保険に入っていれば制度を活用することができます。

 

月額の治療の自己負担額が決まっています。

収入ごとに難しい式でかかれていますが、

簡単に言うと月額10万円見ておけばよいということです。

仮に6か月間入院して、治療費が総額1000万円だったとしても

月額だいたい10万円なので、支払う額は60万円しかかからないということです。

所得が低い人はもっと安くなります。

年収が1000万以上になると月額10万円とはいきませんが、

そのぐらい稼いでる人たちには支払うことができると思います。

なのでだいたいの人が月額10万円見ておいたら大丈夫なのです。

 

 

がん保険について

ガンは2人に1人がなるから入ったほうがいいじゃないか

と考えている人もいると思います。

では質問ですが、ガン保険に入っているとガンは治りますか?

答えはNOですよね。

ガンの治療費が入るだけで、ガンが治るわけではありません。

企業によってイメージのすり替えがおきているせいです。

 

ガンになった時に治療費がでるのはいいことだと思いますが、

毎月いつなるかわからないもののためにお金を支払うより、

他でお金を備えたほうが私はいいと思います。

 

『2人に1人がガンになる』と言われています。

これは嘘ではありません。

嘘ではありませんが、最終的に年齢を重ねたら誰しもがガンになるって事です。

国立がん研究センターが実際に出しているデータです

年齢別のガンにかかる確率です。

 

最終的に平均寿命あたりに近づいたときはガンにかかります。

その時はガンだけではなく何かしらの病気になります。

若いときにかからないというわけではありませんが、確率は低いんです。

 

最後の数字だけを取った数字のマジックです

最終的には確かに2人に1人がガンになる。

それだけをピックアップして『若いうちに2人に1人はがんになる』

そういうイメージを持たせています。

保険会社が賢いというかイメージ戦略にはまっているのです。

 

まとめ

大事なことは毎月の無駄な保険にお金をかけるよりも

確率の低いところばかり考えるのではなく、

最低限の医療費をさっさと貯めておいてくださいということです。

そもそも保険がいらないような環境を作ればいいのです。

  • バランスのいい食事をする
  • 適度に運動する
  • ストレスをかけない

これらを少しづつでも長く続けていくことで健康は維持できます。

 

 

以下の悩みがでてくるかもしれません。

 

  • 病気になったらどうするの?          →健康な生活をおくって病気にならないようにする
  • 医療費足りなくなったらどうするの?    →高額療養費制度を使う
  • 2人に1人がガンになるのにどうするの?   →数字のマジックに騙されない

 

毎月の高い保険代を払うために何時間働いているのです。

その貴重な時間を使って残業や満員電車のようなストレスをかけています。

保険代を払うためにストレスを抱えて仕事するっておかしいと思います。

 

保険はあくまでも「もしも」のためです。

生活のリスクを下げることができるようにしましょう。

 

 

 

 

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