社会保険の仕組みとは~簡単に理解しよう~
みなさんは社会保険について理解しているでしょうか。
私も働き始めるまで、あまり考えたことはありません。
社会保険はどこかで必ずお世話になります。
『使えるものは使おう』の精神の私は
自分の学びを深めるためにも学んでいきたいと思います。
読んでいただければさいわいです。
社会保険とは
社会保険とはなんでしょうか。
一言でいうと
『国民の生活を守るために病気や老後などのリスクに備える社会保障』
ということになります。
国が国民のためにやっている保険のようなものと考えればよいです。
この社会保険は様々な保険があります。
社会保険を大きく分けると3つに分けることができます。
- 医療保険
- 年金保険
- 労働保険
以上の3つです。
これらをさらに細分化することができます。
医療保険は
- 健康保険
- 国民健康保険
年金保険は
- 国民年金
- 厚生年金
労働保険は
- 雇用保険
- 労災保険
以上のようにさらに細分化できます。
他にもありますが、図に示すと以下のようになります。
それぞれみていきましょう
医療保険
医療保険とはなんでしょうか。
医療保険は「健康保険」と「国民健康保険」というものにわかれていました。
ややこしいですがみていきましょう。
健康保険 :会社員が会社を通じて入る保険
国民健康保険:事業主が入る保険
これのどちらかに入るものと思っていただけたらよいです。
健康保険と国民健康保険の違いは何かと言われると
保険証が違う
保険料が違う
この2点です。
主な用途としては
- 医療費の3割負担
- 高額療養費制度
- 出産育児一時金
があります
病院に行くときに保険証を提示すると3割負担になります。
後期高齢者(75歳以上)は1割負担です。
例えば病院に行ったら保険証を出します。
治療費が全部で5000円だったとすると、自分で払うのは1500円です。
残りの7割の3500円は国が支払うことになります。
保険証を忘れた場合は一度10割負担になって、申請すると7割分が返ってきます。
高額療養費制度は入院で治療費が高額になった場合でも
申請をすると月額の支払いが10万円程度に抑えられるというものです。
どれだけ医療費がかかっても申請すれば10万円程度に収まるのです。
この10万円というのは世帯年収にもよるのでざっくりとそのくらいという感じです。
出産育児一時金は出産をすると42万円が支給されるというものです。
出産は病気ではないので、10割自己負担になります。
それだとたくさんお金がかかるので、負担にならないための支給です。
年金保険
年金保険は大きく分けて2つあります。
- 国民年金
- 厚生年金
この2つがあります。
国民年金は基礎年金ともよばれています。
払うお金ももらえるお金も一律です。
厚生年金は国民年金に上乗せしてもらう形になります。
そのため厚生年金は2階部分とも言われます。
厚生年金は払う金額はそれぞれ異なります。
払う金額が違うのでもらえる金額も異なります。
たくさん払った人はたくさんもらえるということになります。
もらえる年金は3種類あります。
- 老齢基礎年金
- 障害基礎年金
- 遺族基礎年金
この3つがあります。
老齢基礎年金はみなさんがイメージする年金です。
65歳以上になったらもらえるようになります。
正確には60歳になったらもらうことができますが
もらえる金額は小さくなります。
障害基礎年金は病気やケガで障害が残った時にもらえます。
遺族基礎年金は加入者が死亡したときにもらえます。
労働保険
労働保険は大きく2つに分けることができました
- 雇用保険
- 労災保険
雇用保険はいわゆる失業保険です。
会社をやめて無職期間中に一定期間もらえます。
労災保険は業務中にけがをしてしまったときにもらえます。
まとめ
社会保険についてざっくりとまとめてみました。
今回はほんの一部なので、また詳しくまとめてみます。
社会保険は働いている以上必ずお世話になります。
正しく理解しましょう。
読んでいただきありがとうございました。