ARK Investのキャシーウッド株への投資~破壊的なイノベーション

はじめに

みなさんはキャシーウッドについてご存じでしょうか。

彼女が創業者兼CEOを務めるARK Investは素晴らしい成績を出しています。

2014年に設立された資産運用会社でアクティブファンドの一つです。

彼女がどのような方針で投資をしているのかみることで

自分の資産運用に生かすことができます。

みなさんとみていきましょう。

読んでいただければさいわいです。

 
 

ARK Investとは

ARK Investはキャシー・ウッドが設立した資産運用会社です。

2014年に創設されました。

テーマとしては『イノベーション』です。

破壊的なイノベーションによって世の中は進歩を続けてきました。

インターネットも当たり前になっています。

これから来る技術もいつかは当たり前になっているときがきます。

その技術を創出する企業に投資するのがARK Investになります。

 

ARK Investが運営しているETFの目的として

  • 従来の投資戦略と関係なく魅力的なパフォーマンスをする
  • 市場で最も有望な分野の企業への投資
  • 個々の株式だけでなくファンドを通じて積極的に成長していく

これらになります。

 

イノベーションが成長のカギであるとしています。

 

ARK Investの投資対象

ARK Investの投資対象として大きく5つあります。

  • 次世代ネットワーク
  • DNA技術
  • 自動運転
  • エネルギー
  • ブロックチェーン
  • 宇宙産業

これらの技術を中心になります。

2010年代になってから発展してきた技術になります。

これらにいち早く投資をしていくことで利益を大きく上げようとしています。

 

それぞれに関係するETFをもって運用しています。

  • ARKG ゲノム関連のETF
  • ARKK イノベーション起こすETF
  • ARKW 次世代ネットワークETF
  • ARKF フィンテック関連のETF
  • ARKQ 自動運転&ロボティクス関連のETF

 

ARK Investの投資成績

2014年に設立されたARK Investでの成績をみてみます。

今回はARKKについてみていきます。

ARKKとS&P500インデックスに連動するETFのSPYをみていきます。

 

  ARKK SPY
株価 128.15 433.72
投資先 54 507
配当利回り 1.60% 1.28%
5年間のパフォーマンス +558.85% 106.61%
経費率 0.75% 0.09%

 

このようになりました。

ARKKは5年間のパフォーマンスは脅威の588%増です。

SPYも+106%と十分なパフォーマンスを出してはいます。

しかし5倍以上のスコアの差をつけています。

そのためにARK Invest関連のETFに投資する人が増えています。

 

 

ARK Investの弱点とは

パフォーマンスをみるとARK Investに投資すべきであるように思えます。

しかしそうはいかないこともあります。

ARK Investがもつ弱点について考えてみましょう。

  1. アクティブファンドであり不安定
  2. 経費率が高い
  3. 日本からは購入しにくい

一つずつみていきましょう。

 

1.アクティブファンドであり不安定

ARK Investはアクティブファンドとされています。

アクティブファンドは短期では素晴らしいパフォーマンスをあげるときもあります。

しかし長期でみるとインデックスファンドの方に軍配が上がります。

アクティブファンドであるため、常に利益を出すことが求められます。

それが永遠に続くならそれもいいですが、投資に絶対はありません。

長期投資を目的にしているならアクティブファンドはおすすめはしません。

 

またARK Investの方針としてイノベーションを起こす企業への投資をしています。

これは当たれば大きく成長が見込めますが、失敗に終わる確率も高いと言えます。

そのためハイリスクハイリターンなETFであるとも言えます。

その点を理解しておくことは必要です。

 

 

2.経費率が高い

表でも示したようにARKKの経費率は0.75%です。

それに比べてSPYの経費率は0.09%です。

小さな差のように感じますが、大きな差を生みます。

これもARK Investがアクティブファンドによるためです。

アクティブファンドは人の手によって入れ替えられる必要があります。

そのため多くのコストがかかっているのです。

 

経費率は低ければ低いほどいいとされます。

年間5%のリターンをあげるファンドがあるとします。

その経費率が0.1%と1%であるとします。

それぞれ10万円を投資するとしたら

0.1%の企業には10万4900円

1%の企業には 10万4000円

1年間で900円の差が生まれました。

 

これを10年後と比べてみましょう。

0.1%の企業では、16万1344円

1%の企業では、  14万8024円

1万2千円程度の差に開きました。

 

これを上回るほどのキャピタルゲインを生み出せることができればいいかもしれません。

何度も言っているようにARK Investはアクティブファンドです。

10年後も必ず利益を上げている保証はありません。

長期的か短期的かで目的はことなりますが、経費率には注意しましょう。

 

3.日本では購入しにくい

現在日本の証券会社ではARK InvestのETFの取り扱いはありません。

なぜなら金融庁が登録をしていないためです。

そのため海外の証券会社を開設するしかないです。

購入できる証券会社の例として以下のようなものがあります。

  • Interactive Brokers証券
  • Firstrade証券
  • サクソバンク証券
  • IG証券

開設してもよいかもしれませんが、そこまでしておすすめはしません。

手数料の面や英語の問題、口座の問題など様々あります。

 

どうしても欲しい方はARK Investが投資している企業と同じ企業に投資して

自分でポートフォリオを作るでもよいと思います。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

ARK Investについて考えてみました。

ARK Investは日本では買うことは難しいです。

しかし考え方や投資方針は学ぶことはできます。

自分なりのポートフォリオを形成する際に役立てるのもいいと思います。

私はTeslaが好きです。

その企業にいち早く投資をしていたキャシーウッドには才能があるとは思います。

彼女の才能を上手く使って資産を上手く伸ばしてみましょう。

読んでいただきありがとうございました。

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