iDeCoの向いている人・向いていない人
iDeCoが向いている人・向いていない人というのをご存じでしょうか。
iDeCoはこのサイトではお得な制度と説明してきました。
まだよくわかっていない人は以下のサイトを読んでみてください。
しかしiDeCoも完璧ではありません。
自分にあっているかどうか一緒に勉強していきましょう。
iDeCoに向いている人
iDeCoに向いているのは
- 老後資金以外のお金をある程度準備できている人
- いざというときのための貯金結婚教育資金などが溜まっている人
- 年収が高く納めている税金が多い人
- iDeCoに加入してもその他に貯金もできる人
簡単に言うとある程度家計に余裕がある人です。
iDeCoに向いていない人
- いざというときのための貯金がない人
- 最低でも生活費の6月分くらいの貯金がない人
- 結婚教育資金などが全く準備できていない人
- 他に収入が少ない人
これらの人には向かない制度です。
老後資金を貯める前に優先すべきことがあるということです。
iDeCoに向いている職業
一番お勧めしやすいのは会社員・公務員の人です。
もともとフリーランスや自営業者向けの制度でした。
しかしなぜ会社員や公務員がおすすめなのかというと
- 給与が安定しておりiDeCoの積み立てをブレなく続けることができる
- 雇用が保証されていることが多い。
-
転職や退職をしても運用資産を持ち運べるっていうポータビリティ制度がある
これらの理由があります。
最大のデメリットである長期間資金が拘束されることでした。
しかし会社員・公務員には問題になりにくいといえます。
一度貯蓄を作っておいてiDeCoができる体制を作ってしまえば、
収入が不安になることなく積み立てができます。
自営業者の収入は必ずしも安定しているとは言えません。
会社員・公務員は自営業者よりは雇用が保証されていることが多いです。
そのため家計の緊急事態が起きにくいといえます。
iDeCoは10年20年といった長期投資を前提とした制度です。
収入が安定している人の方が生活設計はしやすいです。
自営業の人はiDeCoをする場合は収入の変動が大きいので少し注意が必要です。
元々iDeCoはフリーランスのような人のための制度でした。
生活防衛資金を作った上で無理のない金額で始める分にはメリットが大きいです。
十分な貯蓄がある場合にはおすすめです。
収入がなくなったけどiDeCoのお金が引き出せなくてヤバいという事態にならないようしましょう。
所得の大きい年はiDeCoを最大限活用して節税しながら老後資金を貯めることができます。
所得の小さい年はiDeCoの掛け金を抑える節税メリットも少なく、資金の余裕も必要です。
掛け金の金額をコントロールしていくことが必要になります。
会社員公務員に比べると考えることが多いです。
iDeCoに向いていない職業
iDeCoをお勧めできないのは専業主婦などの人です。
これは必ずしもというくらいです。
所得税住民税を払っいない場合、掛け金の所得控除は節税にならないからです。
iDeCoの最大のメリットである節税が機能しなければそこまで意味はありません。
まとめ
iDeCoが向いている人・向いていない人
iDeCoが向いている職業・向いていない職業について
考えてみました。
iDeCoはやはりお得な制度です。
これを上手く使う方法を考えることが資産形成に繋がります。
みなさんも自分年金を作ってみましょう。