iDeCoの始め方
みなさんはiDeCoどうやって始めればいいかわかるでしょうか。
お得な制度を使わない手はありません。
始める時にも考えることはあります。
おおまかな流れをさらってみます。
①金融機関で口座を開設する。
②金融商品を選ぶ
始める際に必要なことはこれだけです。
たった2つしかありませんが、重要なことです。
始め方も一緒に勉強していきましょう。
金融機関で口座を開設する
iDeCoを始めるにはまず金融機機関でiDeCo専用の口座を開設する必要があります。
取り扱っている金融機関は約160社あります。
- 証券会社
- 保険会社
- 銀行
などがあります。
金融機関によって購入できる運用商品が異なります。
- 投資信託
- 定期預金
- 保険
などがあります。
この金融機関、金融商品を選ぶ際に注意が必要になります。
加入時や運用期間中の手数料が違ってきます。
重要なのは手数料ができるだけかからないものを選ぶことです。
次に購入する金融商品を選びます。
自分が口座開設した金融機関で用意されている3~35個のうちから選びます。
法令で35個以下にしなければならないと決まっています。
36個以上の金融機関もありますが、今後は35個以下になっていきます。
おすすめの金融機関
金融機関をあえて一つ選ぶとすれば SBI証券おすすめします。
ネット証券口座開設No.1
iDeCo加入者数No.1
2005年からの運営実績
口座開設手数料ゼロ
運営管理手数料ゼロ
低コストで良質な運用商品が選べるということがおすすめの理由です。
おすすめの金融商品
- SBI全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
この二つを選んでおけば間違いはありません。
SBI・全世界株式インデックス・ファンドは
これひとつで世界中の株式に投資できるイメージの商品です。
先進国から新興国まで約50の国約8000の銘柄が含まれる指数に
連動するように運用されています。
eMAXIS Slim米国株式S&P500は米国の代表的な
株価指数S&P500に連動するように運用されている商品です。
どちらも株式に投資するファンドということです。
「老後資金は大切なのに株みたいなものに投資していいの」
って不安に思う方もいると思います。
こちらの図をご覧ください。
株式(S&P500)への投資期間が1年の場合、
リターンの最大値が52%、最小値が-47%となっています。
短い期間ではマイナス、元本割れのリスクが大きいということです。
運用期間が20年以上になると、株式のリターンが1.0%から12.6%の間に収まっています。
ということは20年間株式に投資すれば、
大小あれども必ずプラスのリターンになるということです。
このようなデータを元に過去数十年の米国株式市場のデータから
15年から20年以上の長期投資なら損はしないとも言われています。
iDeCoは長期投資を基本にした制度なので、
株式に投資するほうがよいと言えます。
ちなみに日本の株式市場でも15年から20年以上の長期投資なら
元本割れのリスクが著しく低くなるって事がわかっています。
未来のことは誰にもわかりません。
損してしまう可能性があることは知っておく必要があります。
人類の歴史は経済成長の歴史でもあります。
世界経済が成長すると思うなら株式の未来は信じられます
- よく分散された米国株価や全世界株のインデックスファンド
- 手数料が安く
- 純資産残高が十分にある
といいた特徴を備えた運用商品への
長期投資であれば検討の余地は大いにあります。
iDeCoは投資運用益が非課税になります。
リスクを取って100%株式に攻めるほうが節税効果が大きくなります。
そしてiDeCoの他で円預金や債券を増やしてリスクを減らします。
iDeCoで最大限のリターンを得るために
どこかでリスクをコントロールすることも大切です。
株式の不安定さが気になる人もいると思います。
そのような人は60歳以降の受け取りが近づく50歳あたりから少しずつ
株式を売却して債券や預金に組み替えていく戦略でもいいです。
まとめ
iDeCoについて特徴、メリット・デメリット、商品など
様々なことを考えてみました。
iDeCoを使って、資産形成を頑張っていきましょう。