ベッドサイドラーニング(臨床実習)

医学生のみなさんは

ベッドサイドラーニングについて

どのように考えているでしょうか?

 

「早く帰りたい」

「オペいつ終わるんだろう」

「指導医が何を話しているのかわからない」

 

こう思っているかたもいるかもしれません。

私もそう思うときがありました。

いかにコスパ良く早く帰れるか

こんなことをいつも考えていました。

医療を担う人としては失格でしょう笑

早く帰りたいと思っていても

どこかでこのままではいけないという考えも

ありました。

 

そこで私が思ったのは

「どうせ同じ時間過ごすなら何かしよう」

僕はそう考えるようになりました。

 

そこから少しずつ意識を変えるようにしました。

まずは臨床実習のオペですが、

私は積極的に術野に入るようにしました。

 

外でモニターから術野を見ることができますが

執刀医の頭の陰に隠れて

何も見えなくなるときがあります。

そうなったら、何をしているのか

全くわからないまま手術が進んでいきます。

さらに言えば、まず手術自体どんなことをするのか

全くわかっていないまま手術室にむかうこともしばしばありました。

 

実習以外で勉強したくはない。

しかし必要な知識はつけたい。

そこから術野に積極的に入るようにしました。

 

術野に入ってよかったな思うことは

近くで見たほうが圧倒的に印象に残ります。

モニター越しになんの緊張感もなく

見ているときとはやはり違います。

 

また緊張感で言えば、

突然先生からの質問が飛んできます。

大体は解剖生理の内容の質問が多いです。

簡単なものもありますが、

覚えてなくて答えることができないものもあります。

私はそのできなかったが重要だと思います。

できなかったものは自分で調べるので

さらに頭に残ります。

答えることができなかったものは

自分に足りていないことなので

自分の力を把握することもできます。

 

私の大学では実習班がありました。

質問がわからなかったとしても

「こんな質問された」

などアウトプットを勝手にしています。

術野に入ったからこそできることです。

 

解剖生理は医師をやるうえでの基礎になります。

そこを真面目にやっていて損はないです。

国家試験は解剖生理を知っているだけで

解ける問題はたくさんあります。

積み重ねを作っていくことが

国試勉強を楽にすることにも繋がります。

 

あとは私の偏見ですが、

外科の先生は体育会系が多いです。

いわゆる陽キャが多いように感じます。

外科の先生の前でははっきり答えたほうが印象はよいと思います。

陽キャだからこそ

先生の質問に答えることができると

先生は褒めてくれます。

やはり褒めてもらえるのは嬉しいものです。

 

手術に入ると

先生も顔を覚えてもらえます。

今はコロナの影響で飲み会などは

ありませんが、全くの初対面とではやはり

気を遣って話すことが幾分か減ります。

 

こうやってみると

術野に入っているほうがメリットが多いように感じます。

 

しかし!

正直手術は長いです。

その間ずっと立ちっぱなしでご飯も食べれません。

手術が終わったら何もしたくありません。

 

同じ時間過ごすなら

何か学びがある方がいいように私は思います。

ただでさえ気を遣って疲れるのに

全部真面目にやるのは疲れます。

どこかでちゃんと線引きして

真面目にやることがよいと思います。

 

実習生といえども遊びも大事です。

自分の時間を大切にしつつ

学びを深めてくれることを願ってます。

読んで誰かの参考になれば嬉しいです。

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