おすすめの投資信託

資産形成のことを話していると

結局何を買ったほうがいいの?

という質問が生まれてくるでしょう。

どれがいいか検討してみましょう

投資信託を選ぶ基準

投資信託を選ぶ基準としては、

  • 手数料が安い
  • リターンが最大化、リスクを抑えることができる

この二つは押さえるとよいでしょう。

 

〇手数料について

投資信託での手数料というものは大きく分けて2つあります

購入時の手数料(直接的な負担)と管理時の手数料(間接的な負担)があります。

まずは購入時の手数料について

これは最近はノーロードといって0円のものが一般的になっています。

むしろノーロードではないものはボッタクリ商品なので買わないようにしましょう。

 

管理時の手数料とはさらに3つに分けることができます。

  1. 販売会社への手数料
  2. 委託会社への手数料
  3. 受託会社への手数料

それぞれ見ていきましょう

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を例にしてみましょう

1.販売会社への手数料

これは投資信託を売っている会社への報酬としての手数料です。

具体的には楽天証券やSBI証券などの私たちが投資信託を買う場所です。

投資信託を買う窓口と言ってもいいでしょう。

 

2.委託会社への手数料

これは集められたお金を実際に運用する会社への手数料になります。

委託会社は運用会社とも言います。

実際に資産を動かすのはこの委託会社です。

具体的には三菱UFJ国際投信株式会社のことをいいます。

 

3.受託会社

これは運用されている資産を管理する会社への手数料になります。

受託会社は信託銀行ともいいます。

具体的には三菱UFJ信託銀行株式会社のことをいいます。

 

出典:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の目論見書

右下の青の②、③にあたる部分が委託会社、受託会社にあたります。

 

これらに手数料が支払われます。

 

ここで重要なのは、

できるだけ手数料が安いものを選ぶということです。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を例にしますが、

この投資信託のかかる管理手数料は0.0968%です。

この管理手数料が1%を超えるものがあります。

「たかが1%でしょ?」

と思う方もいるでしょう。

 

しかし、これを毎年続けていくと大変な額になります。

資産形成をするときに長期的な目でみることが必要な場合があります。

そうなったときに毎年1%報酬を支払うのか毎年0.0968%を払うのかでは大きな差になります。

100万円分投資信託を持っていたら1%の場合は毎年1万円、0.0968%の場合は毎年968円です。

ただでさえ100倍の差があるのに、これを毎年払うととても大きな差になることがわかるでしょう。

 

積み立てNISAで買うことができる商品は大体手数料は低く押さえられています。

大体と言っても、その多くはインデックス投資になります。

 

私がおすすめするのは

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

楽天・全米株式インデックスファンド

のうちから一つ

 

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

楽天・全世界株式インデックスファンド

のうちからひとつ

 

という買い方をおすすめします。

 

まず全米株式について、

世界の経済の中心はアメリカといっても過言ではありません。

基軸通貨としてもドルが使われており、

中国に追いつかれそうにもなっていますが、それでもアメリカが中心です。

アメリカの経済はずっと右肩上がりで成長しています。

この恩恵を受けないわけにはいきません。

そのため手数料が安いかつ、インデックスファンドに投資する必要があるのです。

eMAXISの方はS&P500、楽天の方は全米の株式を指数としています。

そこまで、大きな差はありません。

手数料の安さ、純資産額という面ではeMAXISに軍配があがりますが、

楽天の方は小型株も含めているので分散されています。

しかしS&P500にある500社でアメリカ全体の80%を占めます。

そのためほとんど同じ動きになります。

 

全世界株式について

 

全世界株式と言っても、投資先の約50%はアメリカになっています。

アメリカの恩恵は受けつつ、日本やフランスなどの先進国や

中国などの新興国にも投資先に含めることがメリットにあります。

 

「それなら新興国株式と全米株式の方がいいんじゃないの?」

そんな声もあると思います。

 

あなたがそれなら結局いいんです。

私は私なりのおすすめを示しているだけですので、

あなたが比較して、検討していいと思ったのなら買うというのがよいと思います。

決して投げやりというわけではなく、自分なりの資産形成をしていくことが

目標ではあるので、私はこのような手法にしています。

 

まとめ

一口に投資信託と言ってもたくさんあって難しいものです。

しかし、時間をかければだんだん理解していくことができます。

私なりの投資先を見つけて資産形成をしています。

この記事を読んで誰かの何かに役に立てば幸いです。

 

おすすめと言っても、投資の結果を保証するものではありませんので、

投資は自己責任でお願いします。

 

 

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