リボ払いは今すぐ見直すべき～
みなさんはリボ払いを利用しているでしょうか。
リボ払いは悪魔の所業といっても過言ではありません。
リボ払いは支払いが毎月定額で済むようになります。
財布から毎月定額しか出て行かないので良いと思ってしまいます。
良いと思っている人は今すぐ考え直すべきです
今回はリボ払いについて勉強していきましょう。
読んでいただければさいわいです。
クレジットカードの仕組み
リボ払いについて考える前にクレジットカードの仕組みを考えてみましょう。
クレジットカードでの支払いは簡単に言えば『ツケ払い』です。
1万円の商品を買うとします。
現金の場合は1万円を出して商品を受け取ります。
クレジットカードの場合は手元に1万円がなくても商品を受け取ることができます。
この時の代金はクレジットカード会社が立て替えてくれています。
使った1万円はカード支払い締め日までに口座にいれておく必要があります。
それで代金のやりとりは完了です。
このようにクレジットカードのメリットとしては
手元に現金がなくても支払いの決済ができることがあります。
大学生になってクレジットカードを持つ人も多くなると思います。
この機会にお金の勉強をしておくことをおすすめします。
リボ払いとは
リボ払いとはリボルビング払いの略称です。
リボ払いとはクレジットカードの支払い方の一つです。
分割支払いも同じように支払い方の一つです。
リボ払いの特徴は返済額に関係なく毎月の支払い額が定額になることです。
これを分割支払いと比較してみてみましょう。
9万円の商品を購入したとします。
〇分割支払い
分割支払いで3回払いとしたとします。
9万円に分割支払いの時に発生する手数料を加えた金額を3等分します。
手数料によっては等分されませんが、ここでは等分されるものとします。
手数料が3000円とすると支払い合計金額は93,000円となります。
それを3分割するので毎月31,000円の支払いになります。
3月目に1万円のものを一括で購入したとします。
すると3月目の支払い額は元々払う予定の31,000円と合わせて41,000円となります。
分割支払いは合計額を分割して定額になるということです。
〇リボ払い
リボ払いで毎月2万円の支払いと設定します。
合計93,000円に対して毎月20,000円ずつ支払っていくようになります。
分割支払いのときと同様に3月目に1万円のものを購入したとします。
このときリボ払いに設定していると1万円のものを買って残高が増えようとも
毎月の支払額は一定で20,000円となります。
本当は1万円で購入したもののリボ払い分に手数料が付きますが、今回は省略します。
毎月20,000円ずつ支払っていき、残高を減らしていきます。
リボ払いの悪夢
リボ払いは何がいけないのでしょうか。
毎月定額払うだけでいいなら楽でしょう？
と思った方もいると思います。
リボ払いがいけない理由は金利が高いことです。
金利はお金を借りた人がお金を貸した人に対して返す時にプラスして払うお金の割合を言います。
クレジットカードは支払うときに立て替えてもらっているので、ある意味お金を借りています。
まずお金を貸す側は自分の持っていたお金でプラスにできたかもしれません。
プラスにできたはずのお金を他人に渡すわけなので、借りる人は貸した人に代わって
将来稼ぐはずだったお金を加えて返済するのです。
この稼ぐはずだったお金を決めるのが金利です。
借りた額に応じて多く払う金額が決まります。
リボ払いはこの金利が高いことが問題なのです。
リボ払いの金利は15%です。
アメリカの平均成長率が7~8%と言われています。
投資の神様であるウォーレン・バフェットですら22%と言われています。
例を挙げて考えてみましょう。
金利15%で毎月1万円定額で返済するとしましょう。
10万円の買い物をした際は手数料の合計は6697円です。
これだけみると大したことではありません
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50万円の買い物をした際の手数料は合計15万8486円です。
10万円の時と比べるととても大きな額になっています。
こうなると財布からどんどんお金が無くなっていきます
実はこの金利は最初の50万円の15%にかかるのではありません。
最初の50万円のみに15％がかかるのではなくて、毎月の残高にかかります。
最初の50万円につくだけなら手数料の合計は7万5000円です。
しかしリボ払いでは毎月の残高にかかっていきます。
10万円の買い物をして毎月1万円払ってはいますが、
借金が1万円ずつ減っているだけです。
借金であるから金利がかかるのです。
1月目に1万円払ったとしても9万円借金しています。
そこに金利がかかって手数料が発生します。
2月目に1万円払ったとしても8万円借金しています。
そこにまた金利がかかります。
金利は15%としましたが、大体年率で書かれていることが多いので、
9万円を借金している期間は1ヶ月なので、
9万円 × 15.00％ × 30日 ÷ 365日 ＝ 1109円
手数料は1109円となります。
このような計算がされて毎月のように手数料がかかるので、元本が多いほどリボ払いは地獄です。
リボ払いは悪徳な借金であることを理解しましょう。
投資を始める前にするべきこと
ここまでくればこのタイトルはすぐわかるでしょう。
すぐにリボ払いをやめて完済しましょう。
これに尽きます。
資産を買っていってお金に働いてもらうことが必要なのに、
リボ払いをしているのはお金に働かされているのです。
しかも投資ではめったにできないような金利で働かされています。
つまりリボ払いで搾取されていることをはっきりと認識しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
リボ払いは悪魔の所業です。
カード会社はあの手この手で使わせようとしてきます。
それは企業にとっておいしい商売だからです。
使うのは自由ですが、FIREへの道へはたどり着けません。
考えて行動していきましょう。
読んでいただきありがとうございました。
