積み立てNISAで20年後暴落が来たときどうすればいい?

はじめに

みなさんは積み立てNISAを始めているでしょうか。

積み立てNISAは資産形成を始める際に活用すると良い制度です。

資産形成をしているうえで避けれられないのが、○○ショックです。

直近ではコロナウィルスによるコロナショックがありました。

コロナショックで日経平均株価は30%程度下落しました。

このような下落は何年かに一回からならず起きます。

2000年に入ってからはITバブル崩壊、リーマンショックなどがありました。

積み立てNISAをやっていて20年後に暴落が来たときは

どのような対応をすればいいでしょうか。

考えてみましょう。

読んでいただければさいわいです。

 

 
 

積み立てNISAで暴落がきたら?

積み立てNISAは長期の資産形成を助けるための制度です。

長期であるからこそ暴落は必ずやってきます。

暴落がくると資産が大きく減ってしまいます。

暴落のタイミングが引退の時にきてしまったときどうすればいいでしょうか。

引退でなくても資産形成での出口戦略を考えることは大切です。

 

結論を先に言うと

暴落でも保有していればいいです。

 

毎月3.3万円ずつ20年間積み立てNISAを使って6.0%のリターンで運用したとします。

6.0%というのはアメリカの平均リターンから算出しています。

そして今回はインデックスファンドのつもりで計算しています。

個別株では平均6%以上のリターンをだすことができますが、

それ以上損失がでる場合もあります。

これらの想定でシミュレーションしてみます。

20年後の評価額は1524万円です。

20年後に暴落が起きたとするとどうなるでしょうか。

 

積み立てNISAの仕組みとして期間中の売却益・配当が非課税になるというものです。

最長20年間で、21年目以降は特定口座に移管されます。

特定口座に移管されると課税されるようになります。

20年経過したらから特に何かしなければならないわけではないのです。

 

1年目に40万円積み立てNISAを利用して投資信託を購入したとします。

20年後に120万円に値上がりしていたとします。

すると値上がり分の80万円は本来課税される対象です。

積み立てNISAを利用しているとこの80万円は非課税になります。

21年目以降は特定口座に移管されます。

それ以降にさらに値上がりして140万円になったとします。

これを売却すると20万円分には課税されるようになるということです。

 

1年目に40万円分積み立てNISAを利用して購入して20年後に30万円になったとします。

30万円なので課税される対象はありません。

21年目以降に特定口座に移されて終わりです。

 

特定口座に移管されたあとも、保有も取引もできます。

積み立ている資産は積み立てNISAの期間が終了しても

全て移管されるわけではありません。

 

積み立てNISAにはロールオーバーという仕組みがあります。

出典:楽天証券-つみたてNISA

2021年(1年目)に40万円分積み立てNISAで購入したとします。

2041年までは積み立てNISAの口座で管理されます。

2042年(21年目)からは特定口座に移管されます。

 

2022年(2年目)にさらに40万円購入したとします。

2年目に購入した資産は2042年まで積み立てNISAの口座で管理されます。

2043年以降からは特定口座に移管されます。

 

このように20年後から1年毎特定口座に移管されるようになります。

暴落が起きたとしても、積み立てNISA全てが特定口座に移るわけではないのです。

そのため、20年後に暴落がきたとしても投資は続けることができます。

 

 

ゴールの設定

積み立てNISAを長期で積み立てていくといずれ、売却していくことになります。

売却も終わったら全て売却する必要はありません。

必要になったらでよいです。

 

必要というのは毎月少しずつ取り崩していって、

お小遣いや年金の足しにすることができます。

 

また老後に急にまとまった大きな金額が必要になることもあります。

そのような場合は現金で備えておくほうがいいですが、資産から取り崩すこともできます。

 

積み立てNISAなど長期投資、資産形成は

資産を作っていかに過ごすかが重要です。

 

自分がしたいことができるようになるために

ゴールを思い描くことが重要です。

ゴールが決まれば走り始めることはできます。

改めて自分のゴールを確認してみましょう。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

暴落は避けられないものです。

私は投資を始めて1年で出会いました。

コロナショックが終わってから始めた人はまたショックに出会っていません。

次のショックがいつくるかは誰にも予想はできません。

予想できないからこそ、常に最善を考えておくことが大切です。

毎日少しずつでも積み上げていきましょう。

読んでいただきありがとうございました。

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