インデックス投資の弱点とは~おすすめ投資方法にも弱点はある
はじめに
みなさんはインデックス投資の弱点についてご存じでしょうか
インデックス投資は最適解とも言われる投資方法です。
あのウォーレン・バフェットも言っています。
私のアドバイスはこの上なくシンプルだ。
現金の10%を米国の短期国債に、
残る90%を超低コストのS&P500のインデックスファンドに
投資しなさい。
このように妻に言っています。
あの投資の神様ともされるウォーレン・バフェットも
インデックス投資を勧めていいます。
このインデックス投資に弱点とはなんでしょうか。
考えていきましょう。
読んでいただければさいわいです。
インデックス投資の弱点とは
インデックス投資の弱点とはなんでしょうか。
まずみなさんそれぞれで目指す場所が違うとは思います。
FIREを目指している人や定年までにゆっくり資産を作りたい人など様々います。
資産形成の目的やゴールは人それぞれです。
私の場合はFIREを目指していますが、このブログを読んでいただいている方が
全てFIREを目指しているわけではないと思います。
今回の弱点としてはFIREの、特にアーリーリタイアに関することです。
インデックス投資の弱点としては配当利回りが高くないことです。
インデックス投資でよく紹介されているVOOの配当利回りは1.38%です。
1億円分のVOOを持っていたとしても年間配当額は138万円です。
税率20%分を引けば年間約110万円です。
ひと月9万円程度です。
これと年金を合わせれば、あまり苦労なく暮らせる生活にはできるとは思います。
しかし豊かな老後の生活ができるかと言われると微妙なラインです。
インデックス投資は配当に頼るのではなく、
つくった資産を取り崩しながら生活していくことになります。
高配当株では?
高配当株ではどうなるでしょうか。
代表例としてVYM、HDVを例に考えていきます。
VYM
バンガード・米国高配当株式ETFのことを指します。
配当利回りは2~3%です。
配当込みの株価上昇は年間7%程度が予想されます。
組み入れ銘柄には
- ジョンソンエンドジョンソン
- ウェルス・ファーゴ
- バンクオブアメリカ
など約400銘柄を含む高配当株ETFです。
HDV
iシェアーズ・コア 米高配当株 ETFのことを指します。
配当利回りは3~4%です。
組み入れ銘柄は
- エクソンモービル
- ベライゾン
- ジョンソンエンドジョンソン
などが78銘柄を含んでいます。
この2つも3%程度の配当利回りです。
仮に1億円あったとすれば年間300万円
毎月20万円弱のお金が配当として入ってきます。
ここに年金を加えればVOOよりも豊かな生活ができます。
しかし1億円あって300万円の生活ができます。
普通の人にとって1億円というのはとても大きな額です。
インデックス投資でのアーリーリタイア
インデックス投資ではキャッシュが大きくないと配当だけでは生活できません。
全く取り崩さずにとなるとさらに大きなお金が必要になります。
そのようなときにFIREをどのように考えていけばいいでしょうか。
インデックス投資では資産を取り崩す前提で資産を形成する必要があります。
どの投資信託・ETFを選ぶかでは異なります。
皆さんの背景・目標でも異なります。
インデックス投資の弱点としては
- まとまった保有額がないとパワーが出ない
- 時間がかかる
この2点が弱点となります。
裏を返せば時間をかければ資産はある程度築くことはできます。
諦めずに長期で積み立てることが必要になります。
アーリーリタイアを目指そうと思うと
- 所得自体を増やす
- 収入源の数を増やす
- 収入を減らす
このことを徹底していく必要があります。
収入源、収入自体を増やそうと思うと
- 副業
- 転職
- 事業を始める
など様々なことが考えられます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
インデックス投資の弱点についてまとめてみました。
インデックス投資が正解というように広まりつつあります。
しかしその弱点まで知っておくことが大切です。
私もインデックス投資には投資しています。
今回でインデックス投資のことをさらに考えることができました。
みなさんもインデックス投資はたまた
自分の目標まで考える機会になったら幸いです。
読んでいただきありがとうございました。