TESLAの企業分析~EVだけではないハイテク企業
はじめに
皆さんはTeslaに投資しているでしょうか。
TeslaはEV業界を席巻しているハイテク企業です。
将来EVがベースになる時代が考えられます。
そこでTeslaについて学んでみましょう。
読んでいただければさいわいです。
ビジネスモデル
Teslaの主な事業は
- 電気児童やの設計・開発・製造・販売
- 太陽光発電の生成
- エネルギー貯蔵製品の設計・製造・設置・販売
になります。
電気自動車
電気自動車はガソリンを燃料にする車に対して電気をエネルギーとして走ります。
TeslaはモデルS、モデル3、モデルX、モデルYの4種類を製造しています。
※ちなみにモデルSをモデルEにすると全てのモデルがSEXYになります。
モデルEは先に別の企業で商標が取られていたためモデル3になりました。
エネルギーセクター
創業者のイーロン・マスクは
TeslaはEVの企業ではなく、エネルギー企業だ
と言っています。
Teslaは自社で作った車に対してのエネルギーとして
大量のソーラーパネルが並ぶ超巨大な太陽光発電所を建設して供給を始めました。
またTeslaのEVには大量の蓄電池を使用しています。
TeslaはPanasonicの技術を使って大量に蓄電池を生産する『ギガファクトリー』を稼働させています。
イーロンマスクは
- 持続可能なエネルギーを使用した輸送手段の提供
- 従来のエネルギーインフラに革命を起こす
これらの価値を提供しようとしています。
株価の推移
2020年から上昇を始めています。
2020年に8月に株式分割があって現在の価格の推移になっています。
株式分割の直前は1株2500ドル程度ありました。
私もTeslaを保有したと思っていましたが、
株価が高すぎて購入できなかった記憶があります。
業績
2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
売上高 | 11758.75 | 21461.27 | 24578 | 31536 |
営業利益 | -1632.09 | -388.07 | -69 | 1994 |
経常利益 | -2210 | -1005 | -665 | 1154 |
経常利益率 | -18.8 | -4.7 | -2.7 | 3.7 |
売上は順調に右肩上がりに増えています。
営業利益・経常利益は2020年に初めてプラスになりました。
2021年の目標として前年比50%増の目標を立てています。
第2四半期終了時点で目標の半分を達成できています。
このペースで行くと目標を達成できそうです。
指標
2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
EPS | -1.49 | -1.14 | -0.98 | 0.74 |
総資本 | 28655.37 | 29739.61 | 34309 | 52148 |
純資産合計 | 4237.24 | 4923.24 | 6618 | 22225 |
総資産利益率ROA | -6.84 | -3.28 | -2.54 | 1.32 |
自己資本比率 | 14.79 | 16.55 | 19.29 | 42.62 |
自己資本利益率ROE | -46.29 | -19.83 | -13.15 | 3.10 |
PER | 917.99 |
売上の増加を反映して企業の状態も安定してきています。
PERはハイテク企業であり、将来性も織り込まれて割高になっています。
ここまで割高になっていますが、それほどTeslaの成長性が期待されているということです。
財務三表
損益計算書では費用がかさんでいます。
これから利益が増えていくことが考えられます。
キャッシュフローでは財務CFが大きく増えています。
これは先行投資のために使われることが考えられます。
配当性向は?
現在Teslaは配当を出していません。
現段階では配当を出すよりも設備投資をする方が先ということです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
Teslaは今後も成長が望まれる企業です。
またイーロン・マスクは宇宙産業にも取り組んでいます。
宇宙産業は地球以外での利益が生まれる可能性が広がります。
イーロン・マスクは自然環境についても考えています。
Teslaは支払いにビットコインの採用をしようとしました。
採掘に大量のエネルギーを使っているということで採用を見送りました。
現在は採掘コストに見合うなら再開すると言っています。
それほど環境問題について気にしています。
私としてもTeslaのビジネスモデルや理念は賛成です。
Teslaのデザインも好みです。
企業の経営状況を抜きにしてもTeslaを応援したいと考えます。
個人的な意見も入りましたが、Teslaについて考えてみました。
読んでいただきありがとうございました。