凡人でも株式投資で『ほぼ』100%勝てる方法~
はじめに
みなさんは投資で成績をあげたいと考えているでしょうか。
投資ではほぼ100%勝てる投資手法があります。
ただし、必ず勝てるわけではありません。
投資はカオスだからです。
そのカオスの中でも勝率を高めることはできます。
最初に言っておきますが、この投資手法は長期のインデックス投資におけるものです。
デイトレードなどの短期投資のことはここでは触れません。
もしデイトレードについて知りたい方がいれば、ブラウザバックをお勧めします。
そして「ほぼ」100%ですので、投資についてはご自身の責任でお願いします。
投資の世界には必ずというものはないので、常に情報はアップデートしましょう。
長期投資での成績
長期投資での勝率は歴史が証明しています。
下の図はジェレミー・シーゲルが示しました。
「株式投資」(原書「Stocks for the Long Run」、2014年McGraw Hill出版)で、
資産別の1、2、3、5、10、20、30年の異なる保有期間における、
実績リターンの最高値と最低値を分析しました。
期間は200年で、米国の株式、債券、短期国債の成績を示しています。
Stocks:株式
Bonds:債券
T-Bills:短期国債
アメリカには長い株式市場の歴史があります。
株式に20年以上投資していた場合のリターンの幅(ボラティリティ)は必ずプラスになっています。
長期投資をしている場合、増え方に大小あれど資産は必ず増えるということです。
勝率をほぼ100%にするために必要なこと
長期投資をすれば必ずプラスになることがわかりました。
では必ずプラスを実現するためには何が必要でしょうか。
勝率を高めるためには約束を守ることです。
長期投資をする際の約束とは何でしょうか。
- 積み立てを続ける
- 暴落でも投げ売りしない
- 投資することをやめない
ここでの約束とは投資を続けることです。
投資はやめてしまった時点で勝てなくなります。
長期投資であればやめなければ勝てるのです。
やめるきっかけになってしまうのは○○ショックがあります。
コロナショックリーマンショックドットコムバブルなど30%以上のマイナスになるような株価暴落があります。
そしてこれは10年に一度は必ずあります。
20年以上の長期投資となれば最低でも2回以上は直面することになります。
100万円持っていたものが50万円になってしまうこともあるのです。
ここで精神的に折れてしまい売却してしまうとそこで退場してしまうことになります。
含み損で30%以上減ってしまうのは辛いかもしれません。
しかしあくまで「含み」損です。
本当に自分のポケットの資産が減っているわけではありません。
企業が倒産してしまえば価値はゼロになってしまいますが、財布からお金が減っているわけではありません。
むしろ損失を確定させなければいつまでも保有できます。
時には損失を確定させることも必要ですが、長期投資では含み損に気を配る必要はありません。
今回は長期投資についてのお話なので損切りについては割愛します。
必要なことは愚直に積み立てることなのです。。
ちなみに含み損の話は含み益の場合も同じです。
含み益はまだ自分のポケットの資産が増えているわけではありません。
本当に利益を求めようと思うなら利益が出ている部分を確定させる必要があります。
しかし長期投資の場合ではそんな必要はありません。
長期投資のメリット
先ほど長期投資では最低限プラスになりマイナスになることはないとデータで示されています。
こうなると長期のインデックス投資のメリットはタイミングを考える必要がなくなることす。
- いつ買えばいいかな
- 利益が出ているから確定させよう
こんなことを考えることがなくなります。
人間は一日に判断できる回数が決まっています。
定期的なつみたてをすることを決めてしまえば迷うことはなくなります。
またインデックス投資のメリットとしては銘柄を選定する必要がなくなります。
市場全体・指数全体に投資するためです。
アクティブファンドと比較して個人投資家のメリットは
長期で成績を出せばいいことにあります。
アクティブファンドは売買のタイミングを考えて短期的に利益をだすことを求められています。
凡人にもできる投資法の一番のメリットとしては長期で何も考えず積み立ててゆっくり利益を出すことができることです。
利益を出すことを急がない限り負けることがないのです。
長期的に見れば利益を出せることがわかっていれば、焦る必要はありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
長期投資をする際にはたくさんの時間があります。
その時間を使って愚直に積み立てつつ、どうしていきたいかをはっきりさせていきましょう。
長期投資でほぼ100%勝つためには20年以上の期間が必要です。
20年もあってずっと同じ生き方ということはありません。
あくまで投資は手段の一つです。
人生の目的にしないようにしましょう。
お金を増やすことだけが目的ならそれは機関投資家と同じです。
凡人投資家のメリットを十分使っていきましょう。
読んでいただきありがとうございました。