レバレッジETFとは～正しく使えば利益増大！？～
みなさんはレバレッジETFというものをご存じでしょうか。
だんだん広まってきていると思います。
まずETFを知らないという方もいるかもしれません。
ETFは日本語でいうと上場投資信託の頭文字をとったものです。
わからないという方はこちらを読んでみてください。
今回はレバレッジETFについてのお話です。
レバレッジETFがどんなものなのか考えてみたいと思います。
読んでいただければさいわいです。
レバレッジETFとは
レバレッジETFとは言葉の通りレバレッジが効いているETFのことです。
レバレッジとはどういうものでしょう。
レバレッジとは『てこ』という意味です。
皆さんも学校でてこの原理は習ったと思います。
小さな力で大きなものを動かすことができます。
その作用をETFの購入時にも使うというものなのです。
具体例をあげてみましょう
Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF （SOXL）
こんなレバレッジETFがあります。
楽天証券の売買代金の1位になっています。
VOOやVTIよりも多く取引されているということです。
これは半導体株のETFですが、値動きが3倍になります。
値動きが3倍になるというのはどういうことでしょう。
株価が100円だったとします。
翌日に株価が101円になった場合、値動きが3倍になるのだから
株価は103円になります。
逆に翌日に株価が99円になった場合、下がる場合でも値動きが3倍になるので
株価は97円になるということです。
レバレッジETFっていいの？
結論から話すと私はおすすめしません。
レバレッジETFはかっこよく聞こえます。
しかし内容をよくみると危険がたくさん含まれています。
確かにレバレッジは適切に使えば、有益なものです。
しかし具体例をあげたように損をするリスクも増えます。
リスクを承知で買うということを止めはしません。
しかし私は築いた資産が減ってしまうのはもったいなく感じてしまいます。
またレバレッジETFは将来上がるという前提があります。
しかし将来のことは誰にもわかりません。
あがるという期待だけでトレードは私にはできません。
身の丈にあった取引をしたいと考えます。
ただでさえ、株式というリスクのある資産を買っています。
そこにさらにリスクを持たせるのは私は危険だと思ってしまいます。
リスクを負える人は購入してもいいでしょう。
まとめ
レバレッジETFについて考えてみました。
リスクを許容できる人は購入してもいいかもしれません。
しかしただでさえ
- リスクのある資産であること
- 将来は誰にも分らないこと
これがあることで私は手は出しにくいです。
短期的に利益を稼ぐことができるかもしれませんが、
私は時間を味方につけて複利の力を使って資産を伸ばしていくつもりです。
読んでいただきありがとうございました。
