株価暴落からわかること~暴落への3つの対応で乗り切る

はじめに

みなさんは暴落に対して準備はできているでしょうか。

株価暴落は資産形成をしていると必ず出会います。

投資をしていないから私には関係ないと思っている人がいます。

しかしそんなことは全くありません。

株価が暴落して景気が悪くなると雇用の問題が発生します。

人件費削減として大量リストラが起きます。

これが色々な業界で起きます。

直近でもコロナショックで、様々な業界でダメージが出ていました。

私には関係ないと思わず、暴落について考えてみましょう。

読んでいただければさいわいです。

 

 
 

暴落からわかること

わたしは米国株式投資をメインにしています。

今回の暴落は米国株式についてのものにします。

米国株式の暴落は1925年から2021年までに何度起きているでしょうか。

20%以上ピークから下落したものを数えます。

 

年代 下落率 回復にかかった年数
1929年 世界恐慌 -83% 15年
1946年 -22% 3年
1961年 -22% 1年
1968年  -29% 2年
1972年 オイルショック -43% 4年
1987年 ブラックマンデー -30% 2年
2000年 ITバブル崩壊 -45% 6年
2007年 世界金融危機 -50% 4年
2020年 コロナショック -33%

1年~

 

合計9回起きていました。

 

この暴落から学べることは3つあります

  1. 株式市場は必ず暴落がくる (大体10年周期)
  2. 一度暴落が起きると回復までには時間がかかる
  3. 暴落しても回復しなかったことはない

この3つのことがわかります。

 

今回はアメリカの株式市場について考えています。

日本やヨーロッパでも暴落は起きていますが、この3つは他の市場でも同じことが言えます。

またアメリカは世界の経済の中心です。

アメリカが崩れると世界的に経済は崩れます。

そのためアメリカの経済状況を把握することは重要です。

 

最も忘れてはいけないことがあります。

暴落は避けられないことです。

週末が終われば、必ず月曜日がくるように

投資をしていれば必ず暴落がくるのです。

暴落が怖いからと言っていると資産形成はできないのも事実です。

暴落をしっかり理解すればチャンスも来ます。

準備をすることを考えましょう。

 

 

暴落への対応3つ

暴落からわかることを理解したうえで、対応を考えてみましょう。

対応は3つあります。

  1. 生活防衛資金を貯めておく
  2. リスクの低いポートフォリオに見直す
  3. 折れない心をもつ

それぞれ見ていきましょう。

 

1.生活防衛資金を貯めておく

1つ目は生活防衛資金を貯めておくことです。

生活防衛資金については投資を始める前にやっておくべきことです。

生活防衛資金を持たず、全額リスク資産に投資をしている人は注意です。

暴落が来ると資産が半分になったりします。

そのようなときに強いのが現金です。

株価は半分になることはあっても、現金がいきなり使えなくなることはありません。

 

会社員なら毎月の生活費の6か月分を目安としましょう。

フリーランスなら1年分は見積もったほうがよいでしょう。

これくらいを現金で確保するようにしましょう。

 

生活防衛資金に加えて、住宅・車などの頭金、子供の養育費も必要になります。

不景気が続いても、耐えられるような現金を保有しておきましょう。

 

冒頭でも述べましたように株価暴落は投資だけの影響ではありません。

会社が不景気になれば、給与カット・解雇もあります。

フリーランスなら仕事が受注できないこともあります。

 

不景気は様々なところに影響します。

全く投資をしていないから関係ないということではありません。

暴落が起きる前に見直すことは重要です。

 

 

リスクの低いポートフォリオに見直す

株式投資は比較的リスクの高い投資商品です。

リスクの高いというのはただ危険ということではありません。

リターンが大きい代わりに損失も大きくなる可能性があります。

リスクの低い資産というのは債券や現金があります。

普通預金の金利は0.001%、債券は0.005%とされています。

金利が低い資産では中々増えていきません。

しかし金利が低い分、暴落しても価値が減りにくいという特徴があります。

ポートフォリオを見直すというのは預金・債券も組み込むということです。

 



株式に集中投資をしている人もいます。

私は預金はありますが、80%以上が株式投資です。

私は現在独身で子供もいません。

そのため高いリスクをとることができています。

また生活費はそこまで高くありません。

生活費が低いために必要な預金も少なくて済んでいます。

 

全く預金もなく、株式100%で投資できる人は余程のメンタルを持っています。

これができる人の方が資産を最速で増やしていくことができます。

しかし減る時も最速です。考えてポートフォリオを組んでみましょう。

 

折れない心をもつ

最後は精神論です。

これまでの暴落の歴史では定期的に訪れます。

暴落の歴史と同様に株価の回復の歴史もあります。

必ず株価は回復しています。

なぜかというと世界の経済は資本主義であるからです。

資本主義であるからこそ競争があり、成長が生まれます。

それがあるからこそ、回復ということが起きるのです。

コロナショックの時もzoom、docusignなどのオンラインコンテンツが普及しました。

これはコロナショックが終わっても残ると考えています。

成長に支えられて経済は復活していくのです。

 

資産形成をするうえで、重要なことが時間を味方につけることです。

暴落は確かに耐えがたいものです。

暴落に耐えたことを一度経験すると強くなれます。

また資産は時間とともに増えていきます。

複利が生まれるからです。

また知識も時間とともに増えていきます。

 

暴落が来たから投資をやめてしまう人が負けてしまいます。

暴落が起きると安いところで買うことができるチャンスとも言えます。

 

精神論は嫌われることです。

しかし暴落が避けられないことなら、精神論も受け入れるしかありません。

少しでも精神面で安定できるように日々考えることが大切です。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

暴落は避けられないものです。

避けられないとわかっているからこそ、対策ができます。

暴落も考え方によってはチャンスです。

チャンスに気が付けるかどうかが重要です。

チャンスと思えるかどうかは日々の勉強次第です。

日々知識を付けていきましょう。

読んでいただきありがとうございました。

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