1%の努力を読んでみて~論破王の生き方を学んでみる
はじめに
みなさんはひろゆき氏をご存じでしょうか。
ひろゆき氏は2ちゃんねるの創設者であり、今では論破王とも言われています。
そんな彼が書いた『1%の努力』を読みました。
結論から言うと、この本を読むべきだと思います。
この本から感じたことを書いてみたいと思います。
読むきっかけにになればさいわいです。
本の概要
この本はひろゆき氏こと西村博之によって書かれました。
ひろゆき氏といえば、2ちゃんねるの創設者です。
またニコニコ動画の管理人でもありました。
現在はペンギン村の村長をしています。
ペンギン村のコンセプトは今まで近所の人でやっていたことをネット上でやることです。
そんなひろゆき氏が書いた本です。
ひろゆき氏の考え方を7つのエピソードとそれに関する7つのことをまとめています。
この本から得られること
この本を読んで得られることとしては、どう生きるかということです。
結局自己啓発本であるので、それに関することが書いてあります。
ひろゆき氏はこの本で目的は
死ぬまでの『幸せの総量』を増やすこと
としている。
ひろゆき氏は自身で他人とは外れた道を歩んできたと言っています。
しかし外れていたからこそできたことがあります。
外れなければできなかったことがあります。
その考え方を学ぶだけでも価値があることだと思います。
決して彼のような生き方をしなければならないことはありません。
全員がそのように生きてしまうとこの世の中は成立しなくなります。
真面目に働いている人がいるからこそ、彼の生き方が成立している部分はあります。
彼の考え方の一部だけでも取り入れるだけでも違います。
なぜならひろゆき氏は他人と外れた生き方でも生きていけることに気が付いているからです。
大抵の人には気が付くことができません。
気が付くことができたとしても実際に行動に移せる人もいません。
それを実際に行動して結果を出している点で評価できます。
ひろゆき氏の考え方に触れてみましょう。
心に刺さったこと
- 他人と前提が違うことを理解する。
- 特殊なポジションに手をあげる
- エジソンへの誤解
この3つのことについて考えてみたいと思います。
1.他人と前提が違うことを理解する
私は資産運用を継続しています。
Twitterを見ていると上の方たちの際限はありません。
年間何十億の利益をあげています。
毎日豪華な生活を送っています。
そのような人たちと私の生活は異なります。
彼らの生活の当たり前は私の当たり前ではありません。
逆に私の生活の当たり前も彼らの生活の当たり前ではありません。
当たり前という前提が違うことを理解しておくことが必要です。
私が彼らになんと言っても、行動しない限り彼らになることはありません。
なれないのなら彼らの当たり前について劣等感を抱く必要はありません。
上を見た場合を述べましたが、下を見る場合も同じです。
上と下という言い方は不適切かもしれませんが、あえてさせていただきます。
私より資産が少ない人がいるのは事実でしょう。
そのことに関して特に私は何も思いません。
持っていないことをとやかく文句を言われても
「はぁ、そうですか。」
と思うくらいです。
これも前提が違うことを理解しておけば解決することです。
前提が違うということは評価軸が違うということです。
それぞれで大切にしているものは異なります。
自分の評価軸にそって生きていくことが大切なのです。
前提が違うと目的地も異なってきます。
投資についての話ではありますが、通じることはあります。
前提と目的地、スタートとゴールを意識してみましょう。
2.特殊なポジションに手を挙げる
特殊なポジションというのは競争が低いことがあります。
競争率が高いから良いわけではありません。
人気がないから全て悪いわけではありません。
ひろゆき氏は積極的に選んでいるそうです。
結果的にそのポジションをとったことで得をしたこともあるそうです。
これからAIの時代になっていきます。
そのAIと生きていく中で、どのような人が生きていくことができるでしょうか。
そこには独自性が必要になります。
AIが知っていることは代わりがききます。
ロボットにできることに人の手は必要でなくなっていきます。
そのときに生き残っていくためにはAIやロボットにもできないことで、
他人とは違うことができる人になります。
そうなることを見つけていく必要があります。
見つけた上で行動を続けていくことが必要なのです。
3.エジソンへの誤解
エジソンの名言として有名なものがあります。
天才とは、99%の努力と1%のひらめきである。
多くのひとは努力することが大切だから頑張っていこうと理解しています。
ただこの言葉は1%のひらめきがなければ99%は無駄になるということを表しています。
先ほども話したように前提が違うとゴールも異なってきます。
努力をしなければ天才になることはできないかもしれません。
しかし努力しても天才になれないということでもあります。
この文は序文としても書いてあります。
序文でも読む価値があると感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ひろゆき氏の本について考えてみました。
他人の考えを取り入れてみることは大切です。
本は他人の考え方にアクセスできる方法の一つです。
ぜひみなさんも読んでみてください。