固定費の削減
みなさんは固定費の削減ができているでしょうか。
固定費を下げると使えるお金はグッと増えます。
そして固定費を下げることは費用対効果が大きいです。
一度頑張るとその後は頑張らなくても、支出を減らすことができます。
その浮いたお金で生活を豊かにしたり資産形成に回すことができます。
どのようにして固定費を下げていくか考えていきましょう。
固定費を下げると何がいいの?
固定費を下げるとどんなことがおこるでしょうか。
まず固定費としては
- 車
- 保険
- スマホ
- 家賃
毎月決まって出ていくお金のことをいいます。
その反対が変動費で食費、光熱費、日用品などをさします。
この固定費を削減することが重要で、変動費はそこまで大きな差を生みません。
なぜかというと、
例えば家賃は今と同じスペックの物件で家賃が今より1万円安いとします。
そこで引っ越すと月の使えるお金は1万円下がります。
年間で12万円も支出を減らすことができます。
逆に変動費で1万円削減しようと思うと大変です。
本当はほしいけど買うのを我慢するとします。
しかし我慢しても1万円も簡単には使えるお金は増えません。
このようにして考えると固定費の削減は簡単で
費用対効果が大きいのです。
月2~3万円使えるお金が増やせたら?
高校生や大学生の時にバイトをした方も多いと思います。
そのときに月に2~3万円の収入があったとします。
バイトで得たお金というのはとても大きなものであったと思います。
なぜならそれは自分で全て自由に使えるお金だからです。
学生のときのお金は自分が身軽な状態だから大きく感じているのです。
しかし現在のサラリーマンのお小遣いは平均が4万円程度と言われています。
学生とそこまで変わりません。
なのに生活が苦しいという人が多いのです。
それはなぜでしょうか
なぜかというと
大人になるにつれて背負う負債がでてくるためです。
その具体的なものとして挙げたのが固定費なのです。
- 車
- 保険
- 家賃
- ライフイベント
- 無駄な(投資)商品
あげるだけでもたくさんのお金が出ていきそうな部分があります。
それぞれ見ていきましょう。
車
車は本当に必要でしょうか。
車が生活になくてはならないという人もいます。
そのような人が持つのをやめるというのは厳しいものがあります。
持つなというわけではありません。
『新車の方がいいよ』
『やっぱり高級車乗ってる人はかっこいいよね』
このような風潮があります。
これが本当に正しいのかということです。
車が好きで車のことを愛しているという人がお金を使うのはいいでしょう。
そうでもないのに車が新車であることや高級車であることが必要でしょうか。
車はただでさえ金食い虫です。
ガソリン、車検、税金、駐車場、様々なところでお金がかかります。
これらを下げるためにも最善策は『車を持たない』ことです。
持つにしても中古車や軽自動車などランニングコストが安いもののほうが
固定費削減にはなります。
保険
保険は本当に必要でしょうか。
必要な保険としては
- 火災保険
- 掛け捨て生命保険
- 自動車保険
この3つがあればいいです。
掛け捨て生命保険は稼ぎ手がなくなると困る人がいる場合には必要ですので、
困る人がいなければつける必要はありません。
自動車保険も車を持っていなければ入る必要はありません。
となるといるものとしては火災保険くらいしかないのです。
『あまり起きないけど、起きたら大変なもの』に保険をかけるべきです。
そうでもないことには保険は必要ありません。
詳しくはこちらに書いてあります。
家賃
家賃は賃貸の場合は毎月支払うものです。
持ち家だとしてもローン返済があります。
完済したとしても固定資産税やリフォーム代などの支払いがあります。
賃貸・持ち家だとしてもどちらにせよ支払うものがあります。
これを減らすことができたら使えるお金が大きくなります。
この本には家賃を下げる方法が書いてあります。
不動産が閉鎖的な環境のために家賃がなかなか下がらないことで
家計を圧迫している人は読んで実践してみるとよいです。
ライフイベント
ライフイベントも大きな出費となります。
- 結婚式
- 出産
- 葬儀
- 教育
これは固定費というよりは大きな出費となるものです。
しかし固定費という部分はあるので、これを減らすことも支出を減らすことができます。
結婚式は人生で一度きり(のはず)なので豪華にしたい気持ちもわかります。
それが本当に必要かどうか考えてみましょう。
「周りの人がそう言ってるから」
「周りの人がそうしたから」
こんな言葉だけで決めていないでしょうか。
あくまでそれは他人の意見です。
大切なのはあなたの価値観です。
価値観にあわないのなら無理にする必要はありません。
結婚も価値観が合わない人とやっても長くは続かないでしょう。
このライフイベントについては価格もですが、価値観を重視しましょう。
無駄な(投資)商品
これはワンルームマンション投資や使っていないサブスクなどです。
無駄にお金を使っているとなかなか減りません。
サブスクにしたら一月あたりは安いかもしれませんが、
年に1回しかしないのにその毎月支払うお金は必要でしょうか。
ワンルームマンション投資も失敗する投資法の代名詞です。
このような無駄な商品にお金を使っていては貯まるものも貯まりません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
固定費を減らすことで、余ったお金は資産形成のお金にしたり、
生活を豊かにするためのお金として使うことができます。
固定費の削減は費用対効果が大きいので、みなさんもやってみてください。
読んでいただきありがとうございました。