グロース株とは~

はじめに

みなさんは成長株(グロース株)に投資しているでしょうか。

成長株への投資をすることで、資産を築いていくことができます。

グロース株への投資戦略を考えることで企業の恩恵を上手く受けましょう。

読んでいただければさいわいです。

 
 

成長株とは

成長株とは業界や市場全体のビジネスよりも

速く売上や収益を増加させる企業のことをいいます。

 

成長株はグロース(growth)株ともいわれています。

 

成長株の特徴としては

  • 元々ある市場でシェアを獲得する
  • 新しい市場に参入して利益を上げる
  • 全く新しい製品やサービスを開発する

これらのことをやってきた比較的新しい企業の株式を指します。

 

S&P500などの指標よりも速く成長できるビジネスは市場でもてはやされます。

その企業活動に投資する株主は大きな利益を得ることができます。

 

バリュー株と異なる点は

企業の会計指標の面で割高に評価される点です。

  • 株価収益率
  • 株価売上率
  • 株価キャッシュフロー

 

成長株は企業の価値以上の株価が付くことが多いということです。

プレミア価格になっていようと、成長株の企業は素晴らしい企業が多いです。

そのため株価が高くても投資をしたい人はたくさんいるのが現状です。

 

 

成長株の例

企業名 業界・業種 PER 2021/03
アリババ(NASDAQ:BABA)

Eコマース

クラウドコンピューティング

24倍
Facebook(NASDAQ:FB) デジタル広告 32倍
Shopify (NASDAQ:SHOP) Eコマース 548倍
Netflix (NASDAQ:NFLX) ストリーミングビデオ

82倍

Amazon (NASDAQ:AMZN)

Eコマース

クラウドコンピューティング

81倍
アルファベット (NASDAQ:GOOG)

デジタル広告

42倍

成長株の多くはNASDAQに上場しています。

NASDAQはNational Association of Securities Dealers Automated Quotationsの略です。

世界初の電子株式取引所として設立された証券取引のことを指します。

NASDAQの特徴としてはベンチャー企業やハイテク企業が多く在籍していることです。

このような企業は成長することを期待されていることが多いです。

そのため株価が上がりやすく割高になっています。

出典:Wikipedia

 

※もちろんハイテク企業だけでなく、任天堂、日産自動車なども上場しています。

 

QQQとは

アメリカの経済指標の一つにNASDAQ100指数というものがあります。

これはNASDAQ全体の上位100社の時価総額加重平均をとったものです。

そしてこのNASDAQ100指数に連動したETFがQQQというものがあります。

コンピューターハードウエア ・ソフトウエア、通信、小売り・卸売り、

貿易、バイオテクノロジーなどの主要業界の企業を反映しています。

 

このQQQに投資することで、ハイテク企業全体に投資することができます。

QQQの構成銘柄としてApple、Amazon、Facebook、Netflix、マイクロソフトなどがあります。

ハイテク銘柄はこれからも成長が期待されます。

そして経費率も0.2%と低く設定されています。

Amazonは株価が3486.9ドル(2021/06/20)と高くなっています。

日本円では1ドル=110円とすれば1株に約38万円必要になります。

QQQを使えば経費率も抑えつつ、Amazonの利益の恩恵を受けることができます。

 

 

 

 

 

 

成長株に投資するメリット

成長株はこれからも企業の成長が期待されています。

成長株の企業は革新的なサービスや製品を開発しています。

革新的なサービスや製品は企業間の競争を優位にしています。

 

具体例を挙げて考えてみましょう。

  • Facebook

  デジタル広告でGoogleとともに覇権を握っています。

  デジタル広告において新規参入が市場で新たなリーダーになることは困難なことが予想されます。

  現在Facebookには25億人を超えるユーザーがいます。

  新しくソーシャルメディアが出てきたとしても置き換わることは中々ないでしょう。

  置き換わるとしたら広告の形が変わっているでしょう。

 

  • Amazon

  Amazonも世界中で商品の取引のツールとして使われています。

  世界中での大規模な取引により小規模な企業には入るスキがありません。

 

このように成長株は競争での優位性をもっています。

成長株はこれからも成長することが期待されているうえに

安定している企業もあります。

成長性・安定性を兼ね備えた企業は投資すべき対象になります。

成長株は割高に評価されていることが多いですが、

その分メリットがあるということです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

成長株には投資すべき理由があります。

それはバリュー株とは違った理由です。

バリュー株の投資する理由を把握して企業の利益の恩恵を受けてみましょう。

読んでいただきありがとうございました。

 

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