長期投資のメリット~資産形成で必ず増やせる方法?
はじめに
みなさんは長期投資をしているでしょうか。
長期投資は資産形成で必ず知っておくべき知識です。
このことを知っておくだけで成功率は大きく違います。
長期投資について学んでみましょう。
読んでいただければさいわいです。
長期投資とは
長期投資とは文字通り、10年単位のような長期的な投資を行うことです。
長期投資でどのようなメリットがあるでしょうか。
- 長期投資では必ず増えてきた歴史がある
- 複利の効果を使えることができる
1.長期投資では必ず増えてきた歴史がある
長期投資では必ず増えてきた歴史があります。
これは1969年から投資した場合に2020年にどのように増えてたかを示しています。
国内株式、国内債券、外国株式、外国債券にそれぞれ100万円を投資した場合です。
それぞれの資産での結果は
国内株式 2255万円 23倍
国内債券 1364万円 13倍
外国株式 3898万円 39倍
外国債券 570万円 6倍
このような結果になっています。
52年間の長期投資ではどの資産でも増えています。
アメリカには1802年から2013年における超長期投資のデータもあります。
これは1ドルをそれぞれの資産に投資していた場合を示しています。
stocks:株式 93万550ドル
bons:長期債券 1505ドル
bills:短期債券 278ドル
gold:金 3.21ドル
dollar:現金 0.052ドル
このような成績になっています。
大小はありますが、現金以外の資産は増えています。
株式に至っては93万倍の成績を叩きだしています。
約200年での超長期的な目線で見ると資産形成は成功するということになります。
これは経済は成長するという力が働いているからです。
- 人口増加
- 資本の蓄積
- 技術革新
様々な要因が経済の成長を促します。
これにより経済は長期的には成長していくのです。
経済の成長の恩恵を大きく受けるのが株式です。
そのために株式の成長は他の資本よりも大きく成長しているのです。
2.複利の力を使うことができる
長期的な投資にかかせないのが複利の力が使えることです。
複利とは利益が利益を生むことです。
複利の力を使うと資産は雪だるまを作る時のように増えていきます。
雪玉は最初は小さなものです。
雪玉は転がしたら新たな雪をくっつけていきます。
転がしていくとだんだん大きくなっていきます。
複利はこのようにイメージしていただけるとよいです。
利益が新たな利益を生むようになります。
短期的な観点から考えない
長期投資で重要なことは短期的な上下を気にしないことです。
長期的には成長することが見込まれています。
投資をしていると経済危機や暴落に必ず出会います。
10年程度では必ず起きるとも言えます。
直近のコロナショックでは30%程度の下落がありました。
この暴落で資産を投げ売りしてしまった人もいたと思います。
しかし政府の対応で経済は急速に回復しました。
回復するどころか元の株価以上に成長しました。
狼狽売りしてしまった人はただ損をしてしまっただけになりました。
このようにみても短期的には上下したとしても
長期的にみれば必ず成長するということが言われています。
資産形成の際には短期的な値動きは気にしないようにしましょう。
投資に絶対はない?
長期投資では必ず成長してきた歴史があるといいました。
かといって投資の世界に『絶対に』『必ず』というものは存在しません。
『絶対上がる』というものは存在しません。
世界をけん引すると言っても過言ではないGAFAMも今後もずっと存在し続ける保証はありません。
第3次世界大戦で世界がめちゃくちゃになってしまうかもしれません。
世界は不確定・不確実なものをたくさん含んでいます。
あなたの今のポートフォリオが必ず成長するものであるかの保証はありません。
52年間で23倍に増えた株式も切り取り方によっては全く増えていない時期もあります。
そのような時期に当たってしまうと資産が減ってしまうリスクすらあります。
長期投資をいつまで切り取るかでも投資成績は変わってきます。
10年単位としても成績は差があります。
ここで大事なことは目標を見失わないことです。
資産形成で大事なことは資産を確実に増やして使うことです。
何がきても大丈夫なようにしておく準備も大切です。
またお金を増やすことに集中してポートフォリオが崩れても問題です。
投資は常に考えて勉強を続けていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
投資は長期投資で増えてきた歴史があります。
歴史通りに進むなら早く始めて長い時間資産形成を行えば資産は必ず増えます。
資産をできるだけふやしていくために長期投資を継続していきましょう。
読んでいただきありがとうございました。