民間の医療保険はいらない?~保険加入以前の問題

はじめに

みなさんは医療保険には加入しているでしょうか。

結論から言えば医療保険は必要ありません。

なぜいらないのか考えていきましょう。

 

 
 



保険とは

入院費を心配する患者のイラスト(男性)

医療保険とは入院・治療が必要な際に支払われます。

 

医療保険以外の保険としては

  • 火災保険
  • 自動車保険
  • 生命保険
  • 学資保険

様々な保険の商品が展開されています。

まず保険に入るべきものとして

めったに起こらないけど、起きたときに自分の力だけで対処できないもの

これのみに加入すればいいです。

 

医療保険の内容としては

  • 入院1日につき5000円
  • 手術あれば10万円

このような補償内容であることが多いです。

 

この補償内容に対して毎月3~4000円程度の支払いがあります。

年間にして4万円程度になります。

 

 

医療保険に入らなくていい理由

高齢化が進んでいるため、ガン(悪性新生物)は現代では2人に1人なる病気です。

ガンになる要因として

  • 飲酒
  • 喫煙
  • 食生活
  • 運動習慣
  • 生活リズム

様々な要因が重なっておきます。

高カロリーな食事のイラスト(生活習慣病)

 

これらは防げるものです。

飲酒・喫煙についてはやめればいいです。

食生活・運動習慣についても改善によって健康状態をよくすることができます。

 

前述したように

保険は滅多に起こらないけど、起きたときに自力ではどうにもできないもの

に対して掛けるものです。

 

つまり防げることはたくさんあるのです。

 

また日本国民であれば、公的保険が充実しています。

入院が長期に渡った場合でも『高額療養費制度』というものがあります。

これは収入に応じて月内の医療費の上限が決まっているものです。

青天井に医療費が上昇するということはないのです。

ただでさえ医療費は3割負担で済んでいます。

 

まずは

  • 病気にならない
  • 病気になっても軽い
  • かかっても上限がある

これらがあれば医療保険に入る意味はあまりありません。

 

仮に手術が必要な病気になってしまった場合でも

高額療養費制度での上限の医療費を払うだけのお金を元々準備しておけば良いです。

 

高額療養費の上限額は年収に応じて異なりますが、

10万円前後で収まります。

保険料が4万円前後とすれば3年間健康であればその病気になったお金は支払いは可能です。

 

 



医療保険をかけるよりも

医療保険をかけるよりも健康に投資をした方がいいです。

 

健康はあなたがよりよく生きていくために必要不可欠です。

医療保険にかかるお金を健康になるものに投資してみてはいかがでしょうか。

  • ジムの会費
  • 健康的な食生活
  • 適切な検診にかかるお金

これらに使用することで医療保険の必要性はかなり下がります。

 

医師として診察をしていると様々な疾患が重なっている人がいます。

そのような人は不健康な生活であることが多いです。

※全員が不健康な生活なわけではありません

病気になっても耐えることができる経済状況を作りましょう。

それと同時に健康な生活を送るようにしましょう。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

医療保険は必要ないことをまとめてみました。

保険に無駄なお金を使うよりも有効にお金を使うようにしましょう。

株式投資も重要ですが、健康というのも立派な資産です。

健康があなた自身の今後の収入を左右します。

健康でなくては資産形成してもうまく使うことができません。

 

医師としての私の意見としては、病気を診なくてもいいなら医師はいらないと思っています。

医師がいなくなるほど健康であってほしいと願います。

積極的に健康を害する行動をとらないようにしていただけたらなと思います。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

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