暗号資産に投資すべき理由と投資すべきでない理由〜まずは知ることから

はじめに

みなさんは暗号資産に興味を持っているでしょうか。

暗号資産は2012年に初めてビットコインが作られて以降、たくさんの暗号資産があります。

一度ビットコインバブルがありその後暴落がみられました。

そのために暗号資産に恐怖している方もいるかと思います。

また暗号資産自体がよくわからな人もいるかと思います。

今回は暗号資産に投資すべきである理由と投資すべきでない理由についてみていきたいと思います。

読んでいただければさいわいです。 

投資すべき理由

暗号資産に投資すべき理由には3つあります。

  1. 大きな利益を狙うことができる
    1. ストックフローモデルどおりでは将来1bitcoin=1億円⁉︎

  2. ポートフォリオを分散できる
  3. 仕組みを理解する

それぞれみていきましょう。

 

1.大きな利益を狙うことができる

ビットコインをはじめとする暗号資産はボラティリティが大きいです。

5年間で6800%の伸びを記録しています。(2021年11月末より過去5年間)

一部の人々は、2020年代からの暗号資産は2000年代のインターネットによく似ていると考えている人もいます。

2000年代にはドットコムバブルがありました。

インターネットが急速に普及していく段階でIT企業がたくさんでき株価は高騰しました。

実態のよくわからないものが乱立しましたが、期待のために資金が集まり株価が高騰する事態となったのです。

この時にFRBが利上げをしたことで金融引き締めがおこり株価は暴落しました。

 

それでもインターネットは普及を続け、今では当たり前となっています。

インターネットも最初は未熟なものですが、技術革新を続けさらにつながり続けています。

暗号資産もインターネットのように普及する可能性はあります。

普及する可能性があるということは今後も価値は上昇していく可能性はあります。

ボラティリティは大きいですが、投資する価値のある対象といえます。

 

ストックフローモデルどおりでは将来1bitcoin=1億円⁉︎

ストック・フローモデルとは

市場に存在する量(ストック)を年間供給量(フロー)で割ることで算出されます。

金や銀など商品の希少性と価値を測るモデルとして利用されています。

 

ほとんどの商品は需要と供給の関係で価格が決まります。

需要が大きく、供給が小さければ価格は大きくなります。

逆に需要が小さく供給が多ければ価格は小さくなります。

また需要が大きくなると供給(流通量)も増えていき最終的に価格は落ち着いていきます。

バランスがとれたところで価格は決まります。

 

直近ではコロナの流行した時にマスクや消毒薬のことがあるでしょう。

全員がマスクや消毒薬の購入を急ぎました。

しかし供給が追いつかないということが起こり、メルカリで転売されている高額なマスクでも購入しなければならないことがでました。

このようにバランスが崩れると暴騰が起きます。

 

逆に金のような希少性があるものは同様ではありません。

金は地球上に50mプールに4つ分しかないと言われています。

需要が高まったとしても採掘量や採掘速度には限りがあります。

つまり需要が増えても供給を増やすことはできないのです。

ビットコインはデジタルゴールドと呼ばれており、しばしば金と比較されます。

そのため、値動きにも相関性がある場合が多く、

金の希少性の関係をビットコインにも当てはめて価格予測の参考として使われています。

Twitterの和訳

フロアモデルに基づいた1bitcoin= 980万ドルという11月の終値はおそらく最初のミスになるでしょう。(8月、9月、10月連続して的中していた後で)。 しかしS2F(stock to(2) flow)モデルは影響を受けておらず、実際に10万ドルに向けて順調に進んでいます。

PlanB氏はこのように述べています。

PlanB氏は「極めて精度の高い価格予測を行うアナリスト」として世界的に注目されています。

フォロワー数は記事執筆時点(2021年11月末)で158万人以上に達しています。

 

同氏は現在も「今回の半減期サイクルでビットコイン価格は10万ドル(約1,140万円)に達する」という予想を維持しています。

 

 

2.ポートフォリオを分散できる

ビットコインなどの暗号資産への投資でポートフォリオを資産を分散させることができます。

「一つのかごに卵を盛るな」という格言があるように分散は大切です。

株式投資にのみ集中するのではなく、債券、現金、ゴールドなどに分散させることが大切です。

株式投資でも一つの企業にのみ投資するのではなく複数の株式に分散させることが必要です。

今では信託報酬の低い投資信託やETFもあります。

S&P500の指数に連動したものを保有するだけでも株式投資は分散投資が可能になっています。

 

ここに暗号資産を組み込むのです。

実際にはインデックス投資が最適解と言われていて、暗号資産を持たなくてもいいです。

しかし、インデックス投資は値動きが緩やかです。

それに退屈だという方にお勧めする程度です。

値動きが大きい分楽しいと感じる方もいると思います。

 

ここでの注意点は暗号資産への投資は全体の資産の5%以下に抑えることです。

これはコア・サテライト戦略に基づくものです。

ほとんどをインデックス投資や有料企業へのコア投資として「確実な投資」をします。

残りの数%程度を暗号資産などのサテライト投資として「楽しむ投資」をします。

このようにすることで確実に資産を作りつつ資産形成を楽しむことができます。

 

このコア・サテライト投資のメリットとしてサテライト投資の損失を補うことがあります。

サテライト資産として5%を投資したとします。

これが2倍になればそれはいいことです。

仮に暴落して0%になったとしてもコア資産が年利5%で成長すればその損失を補うことができます。

これによりサテライト投資を楽しむことができます。

あくまでコア資産が安定しているという前提ですので、注意してください。

 

3.仕組みが学ぶ価値がある

暗号資産には様々な特徴・技術があります。

  • ブロックチェーン
  • 非中央集権型通貨

これらについて知ることで将来のビジネスの中核となる可能性がある新しいアイデアです。

テーマについては今後さらに技術の進歩や社会情勢の変化により大きくなることが予想されます。

暗号資産をマイニングするコンピュータのイラスト

 

 

 

 

 

投資すべきでない理由

続いて投資すべきでない理由についてみていきます。

  1. 価値の基準が曖昧
  2. ハイリスク・ハイリターン
  3. 流出する恐れがある

それぞれみていきましょう。

 

1.価値の基準が曖昧

ビットコインは実態のあるものではありません。

しかし価値はどんどん上昇しています。

価値を決めるのは需要と供給ですが、希少性から違うと言いました。

しかし金とも違う部分があります。

それはボラティリティが大きいという点でした。

有名人の発言によって10%以上暴落することも珍しくありません。

またいきなり価格が上昇することもあります。

非集権型の通貨であることはメリットでもありますが、デメリットでもあります。

通貨の価値の保証は政府がしないために暴落しても誰も助ける人はいないのです。

 

ボラティリティが大きすぎるという人には向かない投資対象と言えます。

 

2.ハイリスク・ハイリターンである

暗号資産はハイリスク・ハイリターンです。

そのためにコア・サテライト戦略をお勧めしました。

提案をしていますが、コア資産でも十分な資産を作ることができます。

逆にサテライト資産として暗号資産に投資したことで資産を失うリスクを持っています。

その失った資産をコア資産の方に投資していればさらに安定して資産を増やすことができるかもしれません。

 

基本的にはリスクとリターンは比例しています。

ローリスク・ハイリターンであるものは基本的には存在しません。

存在していても犯罪であったりします。

株式投資はリスクとしては大きめであるので、さらに大きなリスクを負う必要があるか考えてみましょう。

 

3.流出など失うするリスクがある。

暗号資産の取引所のパスワードを忘れてビットコインを失ったというエピソードもあります。

また取引所の杜撰な管理でビットコインが流出した事件もあります。

  • 資産管理がしっかりできている取引所が選べるかどうか
  • 自分で管理ができるかどうか

ボラティリティとは違うリスクですが、大きなリスクです。

 

暗号資産を持ちたいけど取引所のことがあって暗号資産を持てないという人には

暗号資産をビジネスとしている企業に投資するというのも一つの手です。

暗号資産を決済手段とする企業も出てきています。

このような企業がでてくることで暗号資産の価値が安定するようになるとともに、企業の成長の恩恵を得ることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

暗号資産には投資すべき理由と投資すべきでない理由をみていきました。

 

投資すべき理由としては

  1. 大きな利益を狙うことができる
  2. ポートフォリオを分散できる
  3. 仕組みを理解する

 

投資すべきではない理由としては

  1. 価値の基準が曖昧
  2. ハイリスク・ハイリターン
  3. 流出する恐れがある

このような理由がありました。

 

私はリスクを大きく取ることができると考えて暗号資産に投資することにしています。

 

総合的にみてあなたはどうしようと考えたでしょうか。

暗号資産なんて怖いと思考を止めるのではなくまずは知ることから始めましょう。

勉強した上でしないとするのは賢い選択です。

 

みなさんの資産形成の役に立てばさいわいです。

読んでいただきありがとうございました。

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