新NISAで気をつけるべきこと3選〜新NISAはあくまでも投資でメリットだけではない

 はじめに

 

みなさんは新NISAへの準備をしているでしょうか。

新NISAがすごい!使うべき特徴5選

前回の記事ではNISAの特徴や変更点などをまとめてみました。

新NISAは資産運用をするに当たっては神制度といえます。

前回はメリットに注目してまとめていますが、あくまでも投資であり必ずデメリットも存在します。

今回は主にデメリットについてまとめてみようと思います。

読んでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

新NISAの気をつけるべきこと3選

新NISAで気をつけるべきことは

  1. 必ずしも全てお金が増えるわけではない
  2. 増税される可能性がある
  3. 他人と比較しない

以上の3つになります。

それぞれみていきましょう。

 

 

 

 

 

必ずしもお金が増えるわけではない

新NISAを使って投資を行うのは当たり前になっていくと思います。

株式投資では長期的には成長していくとされています。

しかし勘違いしてほしくないのは新NISAを使ったからと言って必ずしも資産が増えるわけではないということです。

 

新NISAはあくまで枠組みであって投資の必勝法ではありません。

非課税で運用でき、運用益・配当の20%分がかからないと言う点ではそれだけで素晴らしい制度です。

その枠組みを使って資産を最大化させるのです。

投資を行うために資産が減少するリスクは受け入れなければいけません。

 

よく目にするような

資産が年間5%増えます!!

年間5%ずつ増えていくと30年で5000万円の資産を作ることができます。

このようなセリフを資産運用の勉強を始めたなら必ず目にすると思います。

このブログでも言っています(笑)

 

しかしこれは5%資産が減るということには触れていません。

そして暴落など短期的な話には一切触れていません。

 

5%というのは長期的に見てという前提があります。

5%で増えるということは5%減るというリスクを含んでいます。

投資でリスクというのは危険性という意味ではなく、振れ幅のような意味です。

年間これくらいの幅で変動する可能性がありますよということです。

 

直近であったコロナショックではS&P500は20%以上下落しました。

1000万円投資していたとしたら800万円になるということです。

 

このことを理解せずに投資を行ってはいけません。

投資である以上、お金が減る可能性があることはしっかり理解して投資を行いましょう。

 

 

 

 

 

 

増税される可能性がある

新NISAによって運用益・配当益に対する税金が無期限で非課税となることが決まりました。

投資することを政府が進めているということであり、今後さらに投資家が増えることでしょう。

今までの投資家はさらに投資額を増やすことが考えられます。

 

しかしこの非課税となった部分はどのようにして補填されるでしょうか。

今まで20%の税金がかかっていました。その税金がゼロになるということは税収は減るということです。

税収が減るということはどこかでそれを補填する必要があります。

そして行われるのがお得意の「増税」です。

 

新NISAで税収が減った分、増税して別のところからお金を集めます。

仮に消費税が増えることになるとします。

配当金で年間60万円年収が増えたとします。

しかし消費増税により年間の支出が60万円増えたとしたらトータルの収支は増えることはありません。

 

「非課税になった、やったー」だけで終わらず、増税までを見越しておくと資産形成に有利になることは考えられます。

 

他人と比較しない

最後は資産額を他人と比較しないことです。

これは新NISAとは関係なく資産形成について言えることです。

投資環境というのはひとそれぞれ異なります。

年間360万円で5年間を最短で使い切れる人もいますが、年間60万円で30年間の人もいます。

この2人で投資成績が異なるのは当たり前です。

しかし年間60万円投資できる人は360万円投資できるようになるためには行動を変えければいけません。

手元に360万円分もないのに投資はできないのです。無い袖は振れません。

 

年間60万円の人は収入を増やして投資額を増やすことができます。それにより資産合計額を増やすことは可能です。

 

 

しかし投資環境が異なる上で、投資成績目標も異なるのも事実です。

資産額を1億円にしたいのか、3000万円でいいのか。

それを40歳の時に達成したいのか、60歳までに達成できればいいのか。

これも人それぞれです。

この前提条件と目標が違うために他人と比較することは一切意味がありません。

投資手法や銘柄について他人と比較することは勉強ともなり重要です。

しかし資産額について考えることは一切意味がないのです。

 

自分の目標に向かって資産運用を行なっていく必要があります。

もう一度いいます。

前提条件と目標が違うために他人と比較することに一切意味はありません。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

新NISAはとても有用な制度です。

この制度を利用しない手はありません。

投資枠を最大限利用して資産を拡大させることができます。

しかしメリットもある一方、デメリット・気をつけるべきことがあります。

デメリットも踏まえた上で制度を活用していきましょう。

 

読んでいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

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