会社員がFIREするために
第一生命の、全国3000人の小中高生に対して、
第32回『大人になったらなりたいもの』の結果が2021年3月17日に出ました。
その結果は男の小・中・高、女の中・高で1位が会社員という結果でした。
同社はコロナでのリモートワークが影響していると分析しています。
ここではこの会社員になりたいという考えがFIREにどうつながるかということを考えてみます。
前提として、このブログはFIREすることを目的にしたブログです。
FIREを目指していない人にはあまり関係ないかもしれません
会社員とFIRE
会社員でFIREすることは可能です。
しかし、会社員だけでは不可能です。
FIREとは経済的自立、早期退職のことをさします。
経済的自立は収入>生活費のことを言います。
ここでの収入とは自分が何もしなくても入ってくる収入という意味です。
つまりは働いていないけど入ってくる収入ということです。
会社員は働いてお金をもらいます。
働くことをやめれば給料は入ってきません。
つまりは会社員だけではFIREは実現できません。
FIREをするためには労働以外にも収入源を持つことが必須なのです。
金持ち父さんのキャッシュフロークアドラント
みなさんはこの本を読んだことがあるでしょうか?
私はこの本を読んでただ働くことだけがよいことではないと感じました。
そこから投資をすることを考えるようになりました。
簡潔にかくと、この世界の職業は4つに分けることができる。
それは、従業員(Emploee:E)、自営業者(Self emploee:S)、ビジネスオーナー(Business owner:B)、投資家(Invester:I)である。
SとIは労働所得、BとIは権利所得に分けられます。
そしてBとIに特徴的なのが自分が働くのではなく、他人に働いてもらうことにあります。
他人が自分の働いてくれることで、自分のポケットにお金をいれてくれるのです。
私はこれを読んだときに衝撃を受けました。
考えてみたら簡単なことでしたが、自分では気が付きませんでした。
逆にEとSは自分で自分のために稼がなくてはなりません。
これではFIREへの道は開かれないのです。
なぜ会社員になりたい?
第一生命はコロナ禍でのリモートワークで働く姿をみたことが影響していると分析していました。
今までは親の働いている姿をみることができなかったため、
今回のリモートワークで親が具体的に何をしているのか
働く姿をみたり、話を聞く時間が増えたと考えられます。
それに影響されて会社員になりたいという人が増えたのでしょう。
私は子供にも経済的に余裕のある生活をしてもらいたいと思います。
そうなったときに会社員ではFIREには到達には時間がかかります。
子供が経済的に自立してほしいと思ったときに
子供の会社員という夢を応援できるか微妙なところです。
会社員になりたいという子供に対して
子供のころは社会のことになんて興味はありません。
自分の手の届く範囲のことだけで精一杯です。
小さいころからやりたいことがあって
叶えることができた人の方が少数でしょう。
今の働いている仕事もある一定の方向だけ決めて、
大人になってから決めた仕事のことが多いと思います。
それでも決して悪いことはありません。
しかしもっとよりよくできたらなと思います。
親の働く姿をみて、仕事を決めるというなら
やはり教育という点でもっと示すことができると思います。
実際私は大学で自分で学ぶまでお金のことを勉強したことがありませんでした。
お金のことを勉強してよかったと思います。
これを小さいころからもっと考える時間があったらどんな風になっていたのか楽しみでもあります。
まだ興味もよくわからないならたくさんのことを子供は学ぶべきです。
そして大人になっても勉強は大切です。
勉強した大人が子供に対してどんな教育ができるかによると思います。
まとめ
子供には無限の可能性があります。
そのためにも大人こそ勉強して子供に教育を適切に与え、
子ども自身で成長できるようになることが必要です。
そうなった結果会社員になるとしたら私はいいと思います。
会社員でも豊富な知識があったり、感情的に豊かであることで
子供にも幸せになってもらいたいと思います。
私の目標は自分が幸せになること。そして自分が幸せにしたい人に幸せになってもらうことです。
その過程の一つにFIREがあるのです。
自分の目標のために、何をするべきなのかを常に考えて
自分自身をアップデートしてほしいなと思います。