インデックス投資を始めるタイミング

はじめに

みなさんは投資を始めるタイミングを迷っている人はいませんでしょうか。

投資は早く始めるほど色々いい点があります。

しかし注意点もあります。

今回は投資を始めるタイミングについて考えてみたいと思います。

読んでいただければさいわいです。

 
 



生活防衛資金を蓄える

投資を始めるタイミングとしてはどんな時がいいでしょうか。

前提としてまず投資ができる環境であるかを確認しましょう。

 

投資をするためにはある程度の資金が必要になります。

投資をするということはお金が減るというリスクを伴います。

つまりお金が減ってしまっても生活に問題が出ないようにしておくことが必要になります。

お金が減ってしまうと生活に困ってしまう状態で投資をするべきではないのです。

投資をするときには生活防衛資金で行いましょう。

 

生活防衛資金はいくら準備すればよいでしょうか。

これは自分の環境によって異なりますが、一般的には6か月~1年分と言われています。

毎月安定した収入が見込める会社員は6か月というのは見立てが立てやすいかと思います。

フリーランスや個人事業主は毎月の収入が違うことがあります。

全く収入がない月があってもいいように、1年間分は準備しておくとよいでしょう。

 

投資を始めるとよいタイミングとは

生活防衛資金が準備できたらいよいよ資産を購入してみましょう。

その時のタイミングとはどうしたらいいでしょうか。

今回は株式・債券について考えてみたいと思います。

 

結論を言うと、資産を購入すると良いタイミングはありません。

 

投資の原則としては安いところで売って、高いところで売るというものがあります。

安いところで買うことができればいいですが、誰にもそこが安値かどうかはわかりません。

さらにそこから下がるかもしれません。

逆にまだ安値ではないと思っていたら底値だったなんてこともあります。

過去の価格やインディケーターを使えばわかるかもしれません。

しかし一般投資家にはチャートにずっと張りついている時間がないことが多いでしょう。

そのためタイミングというものはないのです。

 

 



いつ買えばいいのか

タイミングがないならどうしたらいいでしょうか。

タイミングがないなら、思ったときに買えばいいです。

仮に投資に価値のある企業であれば、価値が高くてもさらに成長していくでしょう。

価値が高いところで買ってそこから下落したとしても、成長できるならタイミングを計る必要はなくなります。

つまり成長する企業を選べばいいということです。

成長する企業を選ぶことができれば高値・安値は考えなくてもよくなります。

買うタイミングを考えるよりも買うに値する企業か考えましょう。

 

時期を分散させる

仮に成長するかどうかわからず、高値を掴んでしまったとします。

その時は時期を分散させましょう。

100ドルの株価の企業の株式を1株買ったとします。

この企業の株価が90ドルに下がったとします。

ここでさらに1株買ったとします。

そうすると平均取得額は95ドルになります。

この企業の株価が100ドルに戻れば、利益は10ドルになります。

成長するかわからなくて、100ドルまでしか戻らなかったとしても利益は出せます。

これをナンピン買いといいます。

 

ナンピン買いは上級者のテクニックなので、安易に行うものではありません。

90ドルに下がったあとに次は80ドルに下がるかもしれません。

その時にまた1株買って平均取得額は90ドルになります。

株価がまた90ドル以上に戻ればいいでしょう。

しかしそのまま沈んだままになってしまう場合もあります。

安易に行うものではないので注意しましょう。

 

タイミングを考えなくていいのがインデックス投資

インデックス投資はタイミングを考えなくてもいい投資手法です。

インデックス投資は企業の分散がすでにされています。

企業は成長・利益の追求をしていきます。

ひとつの企業の成長が小さいものだったとしても他の企業の成長によって上昇することがあります。

自分が成長すると考えた企業が仮にダメだったとしても他の企業によってカバーされます。

そのためインデックス投資は時期を考えなくてもいい投資と言えます。

 

ただしインデックス投資の注意点として短期的な目線で見ないことがあります。

インデックス投資の成長は10年単位でみることが必要です。

1ヶ月後の上下が問題ではないからです。

タイミングには注意はしなくてもいいですが、期間については注意しましょう。

 

 

まとめ

投資を始めるタイミングについて考えてみました。

投資は早く始めるほど大きな恩恵をうけることができます。

早く始めるためにもまずは準備をしっかりしましょう。

  • 生活防衛資金を蓄える
  • 知識をつける
  • 投資を始めることに備える

いいスタートができるように準備を整えていきましょう。

準備をするのにこのブログが役に立てばさいわいです。

読んでいただきありがとうございました。

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